毎朝コーヒーの香りで眼を覚ますという方も多いかと思います。いつもなら捨ててしまう出しがらで、コーヒー用のコースターを染めてみましょう。フェルト生地にほのかに染まったコーヒー色に、心がほっこりと癒されます。子どもの自由研究にもおすすめです。
準備するもの
草木染の基礎は別ページで紹介しているので、こちらも参考にしてください!【草木染の基礎】はこちらから
・フェルト生地 10g
・乾燥させたコーヒー豆の出しがら 20g(布の2倍量)
・木酢酸鉄液 1g
・ボウル 2個
・割り箸 2膳
・輪ゴム 2本
・ザル、不織布、バケツ、箸
※フェルト生地は丸や四角など、自由な形に切ります。
作り方
1.コーヒー豆を煮出す
01 フェルトの重さの20~40倍量の湯に、コーヒーの出しがらを入れます。
02 沸騰後20分ほど中火で煮ます。
03 ザルと不織布で2をこしとります。
2. コースターに模様をつける
04 水浸させておいたフェルト生地の水気を絞ります。
05 割り箸2膳でフェルトの裏表を挟み、輪ゴムでしっかり留めます。
★Point
輪ゴムで留めるときは、きつく留めておかないと模様がきれいに出ません。タコ糸やビニール紐などで留めてもOKです。箸を割って細いラインにしたり、2本以上使って複数のラインにしたり……。自由に楽しんでみてください。
3. コースターを染め、媒染する
07 3にフェルトを浸し20分ほど中~弱火で煮ます。火を止めたら30分~1時間放置冷却します。
08 別のボウルにフェルトの重さの20~40倍量の水を入れ、木酢酸鉄液を溶かして媒染液を作ります。
09 軽く水気をきったフェルトを媒染液に20分浸します。
4. 再び染液に浸し、水洗いする
10 媒染したフェルトを、再び染液に10分ほど浸します。
11 割り箸をはずし、バケツの中でしっかりと水洗いします。
★Point
割り箸をはずすときは、流水で表面の媒染液をざっと流してからとりはずし、その後、バケツの中でしっかり洗いましょう。
できあがり!
コーヒー染めのフェルトコースター!
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