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DIY「カード決済端末収納ケース」など収納アイテムの作り方

  • 2022年4月17日
  • NUKUMORE

既製品では手に入らない収納アイテムを手作りしましょう!アイデア収納マスターでもあるネイリストの竜二さんが、ネイリストさんから寄せられるお悩みに応えて、理想の収納アイテムを作るためのDIYを特集します!

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教えてくれたのは│P-BOX 竜二さん

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NAIL&SPA P-BOX 代表。似合わせネイルや美フォルムネイルが得意。サロン開業時の内装費を50万円ほどで収めたテクニックが話題に。ネイルUP!では、元建設業出身という経歴を活かした驚きの収納テクを度々披露してくれている。
salon data:NAIL&SPA P-BOX(ネイル&スパ ピーボックス)
●住所:埼玉県戸田市新曽1995-7
●TEL:048-278-2737
●営業時間:
10:00~22:00(月~土)
<付け替え時最終受付20:30>
10:00~19:00(日・祝)
<付け替え最終受付17:30>
●定休日:不定休
●Instagram:nailspapbox
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サロン内はアイデアの宝庫!

NU121_p92_flow_1_1648702256 ◆マシン類はワゴンにまとめ持ち運びの手間を軽減!フックをつけてサイドスペースを有効利用!
ワゴンにフックを取りつけ、マシンのホースやマスキング類を収納。サイドまで無駄なく収納スペースとして活用。

NU121_p92_flow_2_1648702662 ◆コード類は天井からぶら下げる
電源を天井から吊るすタイプのリーラーコンセントを採用。掃除しやすく導線も邪魔しないのでスッキリ!

◆ビット類はマグネットでピタッ!
ワゴンにマグネットを貼り、ビット類をまとめて装着。「使いやすくて施術が格段にスムーズになりますよ」 NU121_p92_flow_5_1648702459 ◆つっぱり棒で収納スペースを確保
「フットバスを収納するスペースがなかったので、つっぱり棒を2つ取りつけて収納棚を作りました」 NU121_p92_flow_4_1648702506 ◆100円ショップの仕切りでジェルがスッキリ

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DIYの魅力

欲しいサイズのモノが手に入る!
DIYの一番の魅力は、本当に欲しいサイズの収納アイテムが作れること!限られた収納スペースにシンデレラフィットする理想のアイテムが作れるので、サイズが合わないというプチストレスとさよならできます。

好みに合わせて色やデザインを変えられる
既製品の収納グッズは、シンプルなものが多くて物足りない…。「サロンの雰囲気にあったおしゃれな収納グッズが欲しい」という人はDIYがオススメ。手軽に着色できるスプレーも販売されているので、ぜひトライして!

工夫次第で大幅コストカットも!
100円ショップのアイテムや、ホームセンターで切り売りされている安い木材を利用するなど、工夫次第で既製品よりコストカットすることも可能。楽しく作ることができてコスパも良いなんて最高!

DIY超初心者にオススメ「カード決済端末収納ケース」の作り方

カード決済の端末、そのままカバーをせずにレジの上に置いていませんか?お客様によっては、暗証番号を押す場面を見られることに抵抗を感じる方もいるので、カバーで目隠しをしてプライバシーを守りましょう。
ここでは、DAISOの小物ケースを使って、5分でできる収納ケースの作り方をご紹介! NU121_p93_flow_1_1648702826

*作品のポイント

・常に充電コードを差しておけるのでストレスフリー
・縦に並べるからスペースを取らない
・暗証番号の入力を目隠し!
・小物をディスプレイできる

*材料・道具

■材料代 ¥220(ディスプレイ小物代は除く)

【コレを使用!】
・ウッドBOX 引き出し 2個(DAISO):小物収納用の木のボックス。シンプルなデザインで、付属のプレートがおしゃれ。

◆道具
・木工用ボンド
・電動ドリル(キリなど、穴が開けられるものなら何でも可)
・ドライバー NU121_p93_map_1_1648702938 ウッドBOX 引き出し

*【How to make】│手順

01 付属のプレートを外す
ドライバーで付属のネジを外す。後で使用するので、残しておくこと。同様にもうひとつのウッドBOXのネジも外す。 NU121_p93_flow_2_1648702984 02 ケースをボンドで固定する
1のプレートがついていた面に木工用ボンドを塗り、もうひとつのウッドBOXのプレートがついていた面と反対側の面を貼り合わせる。 NU121_p93_flow_3_1648703006 03 サイドにプレートをつける
1で取り外したプレートを、2で重ね合わせたウッドBOXのつなぎ目に取りつけ、固定する。 NU121_p93_flow_4_1648703030 ★キリなどで目に見える程度のくぼみを作っておくと、ビスがズレずに締めやすい
NU121_p93_flow_5_1648703049 04 コードを通す穴を開ける
電動ドリルで、コードを通す穴を開けて完成。電動ドリルがない場合は、キリなどを使って開けてもOK。 NU121_p93_flow_6_1648703067 ★水性ニスやペンキを塗ればおしゃれ度UP!
色をつけたい場合は、最初に着色してよく乾かしてから組み立てるとキレイに仕上がります。初心者さんは手軽なラッカータイプが便利!水性ニスもおしゃれに仕上がりますよ。 NU121_p93_map_2_1648703090

DIYに慣れてきたらトライ!「 可動式物販ワゴン」の作り方

ハンドクリームやキューティクルオイルなどの物販商品を、レジ前に陳列しているサロンも多いはず。
しかし、忙しい会計時に見せるだけでは、なかなか購入につながらないことも。可動式の物販ワゴンなら、施術スペースまで持って行き、商品を紹介することができるので、販促にもつながります!
★下のモノも見やすい斜め設計!
ワゴンを斜めにすることで、お客様がイスに座った状態で下までしっかり見えるようにしています! NU121_p94_flow_1_1648703169

*作品のポイント

【POINT】
・仕切りの位置が調整できる!
・背面があるからモノが落ちにくい
・キャスター付きで移動もラクラク!

*材料・道具

■材料代 ¥4000以下(ディスプレイ小物代は除く)
■木材はホームセンターでカットしてもらうのがオススメ! A:角材 厚さ3×幅4cm
長さ135cmの木材を2本購入し、それぞれのサイズにカット。ワゴンの骨組み部分で使用する。(ビバホームで購入) NU121_p94_map_2_1648703277 B:ワンバイ材 1×3
ワンバイスリーは、ワゴンの斜めの柱になる部分で使用。90cmを2本用意して。(ビバホームで購入) NU121_p94_map_3_1648703289 C:角材 長さ26×幅約2cm
底がズレないためにワゴンの下部に設置する木材。加工後の不要になった切り売り品を購入してコストを削減。切り売り品なので、30cm以上であれば、カットすればOK!(ビバホームで購入) NU121_p94_map_4_1648703303 D:丸棒(木製杭)直径3.5×長さ20cm
ワゴンを押すときの持ち手部分は、木製杭の尖った部分をカットして使用。直径のサイズは3.5cmでなくてもOK。自分が握りやすいサイズを選ぼう。(ビバホームで購入) NU121_p94_map_5_1648703336 E:すのこ(2個)
ワゴンの幅にピッタリだったすのこは、DAISOで購入。商品が落下するのを防ぐため背面に設置。(DAISOで購入) NU121_p94_map_6_1648703353 F:松出隅(4本)
ワゴンの仕切りとして使う出隅は、欲しい仕切りの数だけ購入しよう。今回は4本使用。(ビバフォームで購入) NU121_p94_map_7_1648703367 G:ダボ6mm(8個)
ダボを使って可動間仕切りを制作!商品に合わせて仕切りの高さが変えられるので便利。(島忠ホームズで購入) NU121_p94_map_8_1648703384 H:2×4金具(2個)
ワゴンの補強をするための金具。これを取りつけることで、しっかりとした作りに。(ビバホームで購入) NU121_p94_map_9_1648703398 I:キャスター(4個)
キャスターは360度回転できるタイプが使いやすいのでオススメ。耐荷重が4輪で40kg以上のものを選ぼう。車輪がゴムタイプのものなら、床が傷つきにくい♪(ビバホームで購入) NU121_p94_map_10_1648703413 J:ビス
板の厚みによって使用する長さが異なるので、16、32、75mmのビスを用意しておくと便利。100円ショップのものはネジ穴が潰れやすいので注意。(私物) NU121_p94_map_11_1648703428 【道具】
・電動ドリルドライバー

*【How to make】│手順

01 2×4金具でワゴンの縦字を組み立てる
A-1とA-2の角材を垂直に組み合わせ、角にHの2×4金具を当て、Jの16mmのビスで固定する。これを2本作る。 NU121_p94_flow_2_1648703500 NU121_p94_flow_3_1648703506 02 ワゴンの下部に木材を取りつける
1の下側(直角に組み合わさっている部分)にA-3の角材を組み合わせ、Jの32mmのビスで固定する。 NU121_p94_flow_4_1648703522 03 ワゴンの手すり部分を作る
2の上側部分に、Dの丸棒を組み合わせ、2つを固定するようにJの32mmのビスで固定する。 NU121_p94_flow_5_1648703562 04 ワゴンに筋交いを取りつける①
1のL字部分と合わせて直角三角形を作るイメージで、Bの角材を斜めに組み合わせ、Jの75mmのビスで固定する。これを左右2つ作る。 NU121_p94_flow_6_1648703593 NU121_p94_flow_7_1648703608 板の角度はこのくらい! CHECK 骨組みの完成!
これでワゴンの外枠が完成。一度写真のように縦にして置き、左右でズレがないかチェック。ズレている場合は、ネジを締め直して調節しよう。 NU121_p94_flow_8_1648703659 05 ワゴンの下部に木材を取り付ける②
斜めに設置したBの角材の間に、Jの32mmのビスでA-3の残りの1本を取りつける。さらにその上に、Cの木材を組み合わせ、Jの32mmのビスで取りつける。 NU121_p94_flow_9_1648703675 06 すのこを2つ取りつける
1で組み立てたA-1の角材とEのすのこを合わせ、Jの16mmのビスで、すのこの角を4カ所固定する。これを2枚組み立てる。 NU121_p94_flow_10_1648703691 07 ダボを取りつける場所に印をつける
仕切りをつけたい部分に、ボールペンで印をつける。Fの松出隅の角を支えにすると印をつけやすい。 NU121_p94_flow_11_1648703704 08 ダボを取りつける場所に穴を開ける
1で印をつけた場所に、貫通させないように注意しながら電動ドリルで6mmの穴を開ける。 NU121_p94_flow_12_1648703720 09 ワゴンの下にキャスターを取りつける
ワゴンの四隅に、Jの16mmのビスでIのキャスターを取りつけ、Gのダボを取りつけて完成。 NU121_p94_flow_13_1648703736 FINISH 完成!
物販商品はもちろん、マニキュアなどを飾って飾り棚として使ってもOK!可動式だから掃除もラクラク! NU121_p94_flow_14_1648703755 【ワンポイントアドバイス】
上手に作るポイントは、事前に完成と制作工程のイメージを膨らませておくこと。また、すべて慎重に測らなくても、目分量で作って、ズレていたら直せばOKくらいの気持ちでやると、楽しく作ることができますよ。

DIYレシピをもっと見たい方におすすめ!

「ネイルUP! 2021年秋号Vol.102」では、今回紹介したレシピ以外にも、アイデア収納マスターが教えるDIYレシピや、ネイルに関する情報を紹介しております。

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