古くから人気がある小型の本「豆本」。ご紹介するのは実用的な豆本のレシピ!のりで作る簡単製本なので、初心者さんにもおすすめです。少し大きめなので、実際に何か書き込んだり、プレゼントカードとして送っても喜ばれますよ♪
本当のスクラップブックとして使ったり、お誕生日メッセージを書いてみました。
必要な材料
★できあがりサイズ(豆本)=6.5×6.5×0.9cm
【道具】
・カッターナイフ
・カッターマット
・はさみ
・定規
・へら
・鉛筆またはシャープペンシル
・でんぷんのり
・工作用ボンド
・はけ
・ガーゼなど、柔らかい布のはぎれ(汚れても良いもの)
・コピー用紙
【材料】
(あらかじめ指定のサイズにカットします)
・表紙用紙(厚手の包装紙など) 9×18cm 1枚
・本文用紙(色上質紙・クラフト紙など)6×7cm 20枚
・見返し用紙(色上質紙・クラフト紙など) 6×12cm 2枚
・芯用紙(板ボール紙)(厚さ1㎜の板ボール紙) 6.5×6cm 2枚、6.5×0.9cm 1枚
・補強用布(薄手の綿など) 5×3cm 1枚
・クータ用紙(上質紙など) 6×2.1cm 1枚
各パーツの名称
作り方
準備
●用紙類は、あらかじめ指定のサイズにカッターで切っておきます。
●紙にも繊維の方向があります。曲がりやすい方に走っている目の方向を背と平行になるように全てのパーツを揃えて切りましょう。
●「のりボンド」と指示のある箇所には、でんぷんのりと工作用ボンドを混ぜたものを使用します。あらかじめ、のり4:ボンド6くらいの割合で混ぜておきましょう。
01 本文を作る
①折る
②折った部分にのりを塗る
③重ねて貼り合わせる(20枚全て貼る)
02 見返しをつける
①半分に折る
②のりを塗る
③折り山を本文用紙の折り端から1ミリ内側にずらして貼る
④もう1枚も同様に折り、反対側に貼る
⑤補強用布にのりボンドを塗り貼る
⑥とじていない側の端に定規を押し当て、はみ出した紙をカッターで1枚ずつカットして整える。
※⑥の工程は、省略しても構いません。カットする場合、本文のサイズが若干小さくなります。
03 クータを作り、つける
①たてに3等分してボンドを塗る
②丸めて貼り合わせる
③本文の背に合わせてカットする
④貼り合わせた面にボンドを塗り本文の背に貼る
04 表紙を作る
①表紙用紙のうら側に鉛筆で薄く印をつける
②芯用紙にのりボンドを薄く塗り、印に合わせて貼る
③角を切る
④上下の余白にボンドを塗り、芯用紙に合わせて折る
⑤角がはっきり出るよう、芯用紙に沿ってへらでなぞる
⑥左右の余白にのりボンドを塗り、芯用紙に合わせて折る
⑦表紙側からはぎれでやさしくこすり、むらなく貼る
05 本文と表紙を貼り合わせる
①中央の芯用紙と、その両側の布地に指でボンドを塗る
②本文と見返しを押し付けるように貼る
③本を閉じ、ずれないようにつかんでおく
④背表紙の芯用紙と背の芯用紙の間をへらでなぞり、溝をつける(表紙側も同様に溝をつける)
⑤見返しを1枚めくった所にコピー用紙をはさむ。
⑥見返しのうらに薄く、まんべんなくのりを塗る
⑦本を閉じて、見返しを貼る(はみ出したのりは拭き取る)
⑧はぎれでやさしくこすり、むらなく貼る
⑨もう1枚の見返し同様に貼る
完成!
完全に乾いたら完成!
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