役に立つパッチワークの小物レシピのなかから、黒地のベースにパッチワークのパターンとして人気の「おばあちゃんの花園」のブロックをアップリケしたお財布をご紹介します。文鎮のような形の口金を使ったレトロな形がとても素敵!
「内側にはポケット2つとファスナーポケットを付けました。」
「口が大きく開くようにマチを扇型にしました。」
用尺と材料
★出来上がり寸法:13×19㎝
・ピーシング用はぎれ各種
・側面台布35×30cm(リボン裏布分含む)
・マチ表布45×15cm(リボン表布分含む)
・ファスナーポケット表布40×40cm(内ポケット分含む)
・側面裏布60×30cm(ファスナーポケット裏布、マチ裏布分含む)
・薄手片面接着キルト綿、裏打ち布 各30×25cm
・接着芯35×35cm
・厚手接着芯30×20cm
・幅19cm文鎮口金(CH121/タカギ繊維株式会社) 1個
・15cmファスナー 1本
製図と型紙(無料ダウンロードあり)
【アップリケ・A】
【マチ(表・裏布 各2枚)】
【側面】※裏布と側面台布は同寸の一枚布で裁つ
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下記をクリックすると、型紙(PDF形式)が表示されますので、ダウンロード後に、ご自宅のプリンターなどで印刷して使用してください。
ATTENTION!
●A4サイズの紙で、縦で、倍率100%で印刷してください。
●型紙の無断転載や再配布、販売はご遠慮ください。
●型紙によるいかなるトラブルが発生しても弊社は一切責任を負わないものとします。
【型紙『文鎮口金を使ったお財布ポーチ-1』をダウンロードする】
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作り方
*作り方のポイント
ファスナーポケットとマチの表布の裏、内ポケットの半分に接着芯を貼る。
*内ポケットの作り方
【A】
【B】
【ファスナーポケット(表・裏布)】
*リボンの作り方(表・裏布)
*トップの作り方
アップリケ・Aを7枚ピーシングして台布にアップリケする
★「おばあちゃんの花園」パッチワークパターンの縫い順
※矢印は縫い代を倒す方向
※縫い代は風車状に倒してもよい
*メインの作り方
01 側面のトップに薄手のキルト綿を貼った裏打ち布を重ねてキルティングし、裏打ち布の表に厚手の接着芯を貼ります。両脇は裁ち切りにします。
02 内ポケットを付けた裏布と中表に重ねます。脇の印を合わせてまち針で留めてミシンで縫い、表に返してアイロンを当てて縫い代を落ち着かせます。
03 ファスナーポケット表布の口の中心とファスナーの中心を合わせてまち針で留めます。口の印とファスナーの織りの変わり目が合うようにします。
04 裏布を中表に重ね、同じく印と織りの変わり目を合わせてまち針を打ち直します。最初のまち針は外します。
05 しつけで仮留めし、押さえ金をファスナー押さえに替えてミシンでゆっくり縫い進みます。ファスナーの引き手が邪魔なときは、適宜動かして。
06 表に返します。次に反対側のファスナーを同様にしてはさみ縫いします。表布と裏布それぞれが輪になった状態になります。
07 表に返して表布の中に裏布を入れ込み、写真のように形を整えたら両脇をミシンで縫います。
08 マチの表布と裏布を中表に重ね、印を合わせてまち針で留めて返し口を残して周囲を縫います。表に返して口をとじたら、裏布側に型紙を当てて中心と左右の折り線の印を描きます。
09 マチの中心とファスナーポケットの脇を合わせて重ね、マチを折ってはさみ、端から0.7cmを端から端までミシンで縫います。
10 マチの折り線の印を表にして折り、布端を上から印まで縫います。片方の折り線も同様にして縫います。
11 側面とマチを外表に重ね、底中心と付け止まり位置を合わせてまち針で留めます。トップ同士をすくってはしごまつりします。もう1枚のマチも同様に付けます。
12 側面の口はぷかぷかしているので、縫い留めておきます。穴の空いている方の口金に側面を差し込み、穴部分をペンでなぞって印を付けます。口金を外して、印をこのようにU字にカットします。
13 口金は2本1組。紙ひもは穴部分をのぞいて2本に分けて用意します。口金の溝にボンドを入れ、爪楊枝などで全体にいき渡るように塗ります。
14 口金に側面を差し込み、溝の隙間に紙ひもをマイナスドライバーで押し込みます。
15 最後にネジを締めたら完成です。
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