下松にJA直売所「菜さい来んさい!」 売り場を1.4倍拡張、総菜加工に対応

  • 2025年5月24日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 農産物直売所「菜さい来んさい!下松店」(下松市西柳2)が5月17日、新築移転し、プレオープンした。(周南経済新聞)

 多くの人でにぎわうオープン初日の様子 

 運営はJA山口県周南統括本部周南中部営農センター。旧施設の老朽化に伴い、下松支所・周南統括本部支所の建て替えと併せて整備された複合施設の一角に位置する。売り場面積は約650平方メートルで、旧店舗の1.4倍に拡張。これまで、県内にある20カ所のJA直売所の中で最も売り上げが大きかったという同店は、新店舗でも、地元産の野菜や果物、生花、加工品などを取り扱う。

 今回の移転では、総菜の加工場を新たに備えたほか、テナントとして精肉店「にく康」、鮮魚店「ヒロスイ」が出店。これまでパック販売のみだった肉・魚も、それぞれ専門店による対面販売が可能となった。

 今後は旧店舗の解体し、跡地を駐車場として整備する。グランドオープンは12月を予定。それまでの間、一部の駐車スペースが利用できない状態が続き、同店では理解と協力を呼びかけている。

 周南中部営農センター長の守田秀生さんは「地域の皆さんにとっての『台所』のような存在でありたい。新しくなった直売所で、生産者の思いが詰まった食材を販売・加工し、食卓につなげていきたい」と話す。

 営業時間は9時~19時。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 みんなの経済新聞ネットワーク All Rights Reserved.