戸越銀座に「ななかふぇ」 焼きたて団子販売、成田山の和カフェが東京進出

  • 2025年5月19日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 団子店「ななかふぇ 戸越銀座店」(品川区豊町1、TEL 03-6820-7629)が4月26日、戸越銀座商店街にオープンした。運営は、飲食店営業やグッズ製作、デザイン事業などを手がける「なな」(千葉県)。(品川経済新聞)

 「ななかふぇ 戸越銀座店」外観

 同社が成田山表参道(同)で運営する和モダン団子カフェ「ななかふぇ こぐま」の新ブランドとして、食べ歩きメニューに特化した店舗を戸越銀座と原宿に同時オープン。戸越銀座店は美容室跡を全面改装し、屋台をイメージした店頭で商品を販売する。テイクアウトのみ。

 開店の経緯について、同社社長の越川竜樹さんは「自分たちが考える『日本らしさと現代感の融合』という世界観をより多くの方に届けたいという思いがあり、都内での出店を検討していた。屋台のようなライブ感を大切に、焼いた物をその場で食べながら街歩きを楽しんでもらえる商店街を探していたところ、戸越銀座に良い物件が見つかった」と話す。

 看板メニューは店頭で1本ずつ焼き上げる「大玉焼き団子」。甘じょっぱさが人気だという「味噌(みそ)」「みたらし」(以上550円)、団子にしっかりとくっつくようあんをやわらかめに炊き上げた「つぶ餡(あん)」「こし餡」を販売する。そのほか、あまおういちごを使った季節のあん「いちごあん」(以上650円)も。季節のあんは、2~3カ月ごとに変更する。

 今後は、ドリンクメニューや季節限定のスイーツメニューの提供も予定している。

 オープン後の反応について「戸越銀座店は観光客もいるが、お子さんを連れた地元の家族の来店が多い。商店街で店を営業している人たちも立ち寄って声をかけてくれ、地域のつながりを感じる」と越川さん。「ふらっと立ち寄り、ぜひ商店街で食べ歩きを楽しんで」と呼びかける。

 営業時間は11時~18時。

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