習志野・大久保「笑心わらころ」、5月末で営業終了 実籾に移転へ

  • 2025年5月22日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 習志野市大久保にある飲食店「笑心わらころ」(習志野市大久保1)が5月31日で、現店舗での営業を終了する。(習志野経済新聞)

 店主の石崎潤子さん

 2022年7月にオープンした同店は、ふすま粉を使った低糖質のコッペパンを看板商品とし、手づくり総菜の定食やおにぎりを販売してきた。テイクアウト用の弁当も販売しており、要望に応じて配達やケータリングにも対応している。周辺地域のマルシェやイベントにも積極的に参加し、イチゴ味や抹茶味のパウダーを使ったカラフルな揚げパンを揚げたてで販売するなどしてきた。

 「お客さまみんなを笑顔にしたい」という思いから、店内では個展やワークショップ、ハンドメード商品の委託販売なども企画。家族で力を合わせて経営する姿が注目され、テレビ番組「人生の楽園」でも取材を受けた。

 7月に実籾への移転を予定している。店主の石崎潤子さんは「看板商品のコッペパンと笑心弁当をメインにした新業態を模索する中での前向きな決断」と説明。「 3周年を迎える前に大久保の地を離れることは寂しい気持ちもあり、今まで笑心を応援し、支えてくれたお客さまとは離れがたい。この3年近く、地域の皆さまに愛され店を続けられたことは奇跡のようであり、その経験は私の財産。たくさんのお客さま、地域の皆さまには感謝するばかり。実籾の地に移っても、皆さまに笑顔の味を届けられるよう前進したい」と意気込みを見せる。

 常連客の村上テイさんは「閉店はとても残念。わが家から少し遠くなるが、移転しても体にいいように工夫された家庭料理を食べに行きたい。頑張ってほしい」とエールを送る。

 営業時間は昼11時~15時 夜17時~21時。 日曜・月曜定休。

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