シェア工房「KILTA(キルタ) yokohama」(横浜市都筑区茅ケ崎南4)のリニューアルオープンイベントが5月17日・18日に開催される。(港北経済新聞)
工房内にはさまざまな工具をそろえる
2018(平成30)年にオープンした同工房。約60平方メートルの施設内には、手持ち丸のこやボール盤、スポット溶接機、プラズマ切断機など電動工具を一式用意して、利用者が木工や溶接をできるようにしている。家具から空間までを共につくる「DIT(Do it together)」がコンセプトで、「つくれる人」を増やすためにインストラクターの育成やワークショップにも力を入れてきた。
2019年には新型コロナウイルスの影響で一般利用を中止。2023年から徐々に工房を再開して、インストラクター経験のある同工房メンバーに限定して利用していたが、6月から一般利用を再開することを決めた。
同工房代表の齋藤浩光さんは「人口減少、職人減少、原価高騰など住環境を取り巻く現状の中、『民の力』を呼び覚まさなければ、リフォーム難民や災害対応ができないのでは、と危惧している。『つくれる人』を増やす当工房の意義があるのではないかと今回再びメンバーが集結してリニューアルオープンすることになった」と話す。
17日は、ピンボールやカーリング、ジャイアントジェンガなど、18日に開催する縁日の出し物を親子で作るワークショップを開催。のこぎりなど工具を使う体験を提供する。開催時間は10時~16時。参加無料。一部要予約。
18日は子ども向けの縁日のほか、大人向けの溶接体験や交流会も行う。開催時間は10時~18時。参加無料。併せて、予約制のウッドデッキ補修講座も予定する。開催時間は11時~15時。参加費は1,000円(昼食付き)。要予約。
リニューアルオープン後は土曜・日曜・祝日を中心に営業予定。