三島の老舗喫茶店「あんりえっと」10年ぶりオープン 日大生が店長務める

  • 2025年4月28日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 三嶋大社南側の「えびす参道」沿いにある「喫茶 あんりえっと」(三島市大社町)が4月28日、10年ぶりに営業を再開した。(沼津経済新聞)

 ナポリタン(関連画像5枚)

 同店は、コーヒーや紅茶、クリームソーダ、トーストなどを提供する喫茶店として40年以上営業し常連客でにぎわっていたというが、10年ほど前に閉店。以来、空き店舗となっていた。

 同店を経営する高田翔夢さんは3年ほど前、クロッフル専門店「IMO TO CHEESE」をオープンしたが、「向かいにあった『あんりえっと』とその隣が閉まったままになっているのが気になっていた。そこで、あんりえっと店主の息子に連絡を取り、店内の片付けなどやメニュー開発などを経て開店に至った」と話す。

 店舗面積は約20平方メートル。席数は、カウンター=6席、テーブル=4席。メニューは、ホットコーヒー(486円)、クリームソーダ(626円)、ナポリタン(918円)、フレンチトースト(648円)など。夜はバー営業も行う。

 店長を務める日本大学国際関係学部(文教町)4年の百田伊吹さんは「大社町にあるLtG Startup Studioで高田さんと出会った。学生と地域をつなげたいと思っていて、高田さんのアドバイスで学生イベントを開いた際、手応えを感じた一方、イベントは単発で持続性に欠けているとも感じた。高田さんや仲間、地域の人たちと準備を進めたこの店に、地域の人や大学生が気軽に来ることができる場として盛り上げていけたら」と意気込む。

 高田さんは「三嶋大社にはたくさんの人が訪れるが、参拝してそのまますぐに帰ってしまう人が多い。このエリアの魅力や回遊性を高めて、地域を活性化させる一助になれれば」とも。

 営業時間は、10時~15時、19時~23時。

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