パン店「ピーターパン」、東葉高とのコラボパン限定販売 東葉門保全に一役

  • 2025年4月18日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

  船橋に本社があるパン店「ピーターパン」(船橋市海神3)が現在、東葉高校(飯山満町2)のマスコットキャラクター「とよすけ」の顔をイメージした「とよすけパン」を期間限定で販売している。売り上げの一部は、東葉高校の正門として保存されている「東葉門」の保全活動に寄付する。(船橋経済新聞)

 飯山満地区で活動している「とよすけ」(中央)と、とよすけおじいさんとお姉さん(提供画像)

 同校は4月11日で100周年を迎えた。2000(平成12)年、東葉門が国登録有形文化財に指定されたこともあり、同校では100周年事業の一つとして「東葉門の調査・修繕を行い、さまざまな人に見てもらえるように整備する」計画を立てている。

 より多くの人に東葉門を知ってもらうため、同校からピーターパンに「当校のマスコットキャラクター『とよすけ』のパンを販売してもらえないか」と相談を持ちかけた結果、とよすけをイメージした「あんパン」が完成。4月30日までの期間限定で販売し、販売1個につき20円が東葉門の保全活動に寄付される。

 「とよすけパン」は本八幡駅店を除く県内のピーターパン全店舗で販売。店内には美術部が制作した東葉門の紹介ポスターも掲出している。パン購入客には、同校美術部の生徒が作った、東葉門と「とよすけ」を紹介するチラシを同封する。

 ピーターパン販売部販売企画チーフの横手敦子さんは「地域の学校とのコラボはこれまでにも取り組んでおり、県立八千代高校とコラボして商品開発したことなどもある。今回、商品は当方で考えたものだが、チラシやポスターは東葉高校の美術部の生徒が制作した」と話す。

 「とよすけパン」は大人の手のひらサイズのパン。目の周りの茶色い部分はメロンパンの外側の生地を使ったもので、中の餡(あん)は、東葉高校の校章が若草色であることにちなみ、うぐいす餡を使う。商品開発に当たっては、「目の周りの配置や目を作るのがなかなか難しかった。『とよすけ』の固体差も楽しんでもらえれば」と横手さん。

 価格は345円。販売は4月30日まで。

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