東京・浅草のラーメン店「鬼そば藤谷総本店」が大仙に移転 道の駅なかせんで

  • 2025年4月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 東京・浅草で営業していたラーメン店「鬼そば藤谷総本店」が4月1日、「道の駅なかせん」(大仙市長野高畑)に移転オープンした。(大仙経済新聞)

 「鬼そば藤谷総本店」で4日まで提供する「世界の炙り鬼味噌らぁ麺」

 店主は、北海道小樽市出身で芸人の「HEY!たくちゃん」こと藤谷拓廊さん。ニューヨークラーメングランプリで過去に3連覇した実績を持つ。席数は、テーブル=44席、座敷=32席。

 きっかけは昨年8月、「大曲の花火」に合わせて出店したイベントだった。秋田産の美人ねぎや中仙の杜仲豚(とちゅうとん)を使ったラーメンを提供し、「納得の一杯ができた」と手応えを感じたという。「秋田の食材にほれ込んだ」と、東京から移住しての出店を決めた。

 4日まで提供する「世界の炙(あぶ)り鬼味噌(おにみそ)らぁ麺」(1,000円)は、秋田と北海道のブレンドみそをあぶり、杜仲豚と比内地鶏から取ったスープを使う。麺は東京・浅草でも提供していた「開化楼(ろう)」の中太麺。5日からは「鬼塩らぁ麺」(1,000円)を提供する予定。

 オープン初日は開店前から行列ができたため、1時間繰り上げして10時に開店。先頭の来店者は6時30分から並んだといい、東京都内から食べに来たと話す人もいた。最大60人の行列ができ、約200杯のラーメンが提供された。

 藤谷さんは「覚悟を固めて自分一人で荷物を運び、秋田へ引っ越してきた。この道の駅なかせんを、日本一のラーメンを出す道の駅にしたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~14時30分。売り切れ次第終了。月曜定休。

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