透明で涼しげな「水まんじゅう」 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
友人とふたり、季節を感じることが最高の贅沢!
料理が趣味の主人公・キコは、ひょんなことから近所のマダム・節子と出会います。見るからに人の良さそうな節子とキコはすっかり意気投合し、季節のうつろいを感じられる、小さな楽しみを一緒に集めていくことに。
薬味たっぷりおにぎり、紫蘇ジュース、いちじくマフィン、ホットサンド、りんごの紅茶煮、金柑の甘露煮、太巻き寿司…キッチンから迎える四季折々のおいしいメニューたち。
「こんな心豊かなマダムに出会いたかった」と思ってしまうような、心温まるエピソードをお送りします。
※本記事はにいざか にいこ 著の書籍『季節が好きなわたしとマダム』から一部抜粋・編集しました。
雨の日も特別に
梅雨の季節 / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
そろそろ作りますか / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
6月は和菓子の日があるからね / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
出かける準備もしなくちゃ! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
準備オッケー! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
雨の日だって特別になる / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
フルーツ水まんじゅう / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
透明感を楽しみたい
「フルーツ水まんじゅう」
◆材料(4~5個分)
葛粉……30g
砂糖……30g
水……200ml
あんこ……ひとつ10g程度
フルーツ(缶詰でも)……適量
◆作り方
1 あんこは丸めて、フルーツはカットしておく。
あんこは丸めて、フルーツはカットしておく / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
2 ボウルに入れた葛粉に水を数回に分けてそそぎ、よく溶く。さらに砂糖を混ぜ合わせてからこし器を通してフライパンに注ぐ。
3 中火でとろとろの透明になるまで絶えずかき混ぜながら加熱する。
4 水で濡らした容器またはラップに3を少しずつ分け入れる。押し込むように具材を乗せて、さらに3をかぶせる。
5 好みの形にして冷やす(冷蔵庫にいれると白っぽい見た目になるので、透明のままにしたい場合は氷水や保冷剤を使うのがおすすめ)。
手早い作業が大事! / (C)にいざか にいこ /KADOKAWA
著=にいざか にいこ/『季節が好きなわたしとマダム』