ごちそう洋食の代表格、えびフライ! 気分が上がるメニューですが、自分で作るとなると、えびの下ごしらえをしたり、ころもの準備をしたり、油の処理をしたりと、ちょっとハードルが高いですよね。
尾つきの真っ直ぐなえびフライはお店に任せて、おうちでは「むきえび」を使うのがおすすめ。
今回は、ころもづけも揚げるのも簡単な、ラクチンえびフライレシピをご紹介します。
レシピを教えてくれたのは
近藤幸子さん
料理研究家、管理栄養士。料理教室「おいしい週末」主宰。料理学校でアシスタントと講師を務めた後、料理研究家として独立。テレビ、雑誌などで活躍中。著書に『やめレシピ がんばらなくてもおいしいごはん』(主婦と生活社)など。Instagram @oishisyumatsu
エコ揚げえびフライ
材料(2人分)
むきえび(大きめのもの)…250g
【A】
・塩…小さじ1/4
・小麦粉…大さじ1と1/2
・牛乳…大さじ1
パン粉…1/2カップ
サラダ油…大さじ4
【作り方】
1 えびは流水で洗ってしっかりと拭く。ボウルに入れ、Aを順に加えて粉っぽさがなくなるまでもむ。
2 パン粉をまぶし、軽く押さえるようにしてしっかりとつける。
3 直径26cmのフライパンに並べて油を回しかける。
4 強めの中火で3~4分こんがりするまで揚げ、上下を返し、約3分こんがりと揚げる。
(1人分312kcal/塩分1.2g)
*調理の際はフライパンから目を離さないよう、ご注意ください。
最近のむきえびは背わたをとってある商品が主流なので、ほぼ下ごしらえいらずでOK。さっと洗ったら、揚げるときに油がはねないよう、水けをしっかり拭いてください。
わが家では何度もリピートしていて、冷凍むきえびで作ることが多いです。冷凍むきえびを使う場合は、塩水で解凍してから、上記の作り方と同様にします。
ころもづけは、たくさんバットを用意する必要がなく、油の使用量も少ないので、後片付けがラク!
中濃ソースやレモンをかけたり、時間がある日はタルタルソースを添えたりしてもいいですね。詰めやすいコンパクトサイズなので、お弁当のおかずにもおすすめです。
レシピ考案/近藤幸子 撮影/広瀬貴子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食
編集協力・文/singt