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おいしい食材の宝庫! 大分県・ゆふ高原線沿線の食材をふんだんに使ったランチビュッフェを堪能してきた

  • 2024年2月29日
  • レタスクラブニュース


少しずつ春を感じる日も増えてきた今日この頃。暖かくなってくると旅行に出かけたくなりますよね。そんな季節にぴったりな観光キャンペーン「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が2024年4月から福岡県と大分県でスタートします。期間中はさまざまなイベントや体験プログラムが県内各地で開催され、豪華な新型特急列車「かんぱち・いちろく」もデビューするのだそう。
今回は、キャンペーンの発表会に伺ってその内容を調査してきました! ゆふ高原線沿線の食材をふんだんに使った料理の数々もご紹介します。

春の福岡・大分は楽しい観光企画が盛りだくさん!



2024年4月1日から6月30日までの期間、福岡県、大分県とJRグループが主催する「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が開催されます。
両県の「食、温泉、文化」で、旅行者をおもてなしするというもので、期間中は、観光気分をぐっと盛り上げる様々なイベントや体験プログラムが盛りだくさんなんです!


主な観光施設やJR九州の駅などでは「福岡・大分デジタルスタンプラリー」が開催され、集めたスタンプの数によって地域の特産品が当たるプレゼント企画も用意されています。

さらに大分県では、国内外で活躍するアーティストの作品を県内各地に展示したり、地域の食文化や歴史を活かしたイベントを実施。最新のアート作品を巡りながら大分の自然や文化を満喫したり、別府の温泉にゆっくりと浸かったり…楽しみ方は無限大ですね!
どんな体験がしてみたいか、キャンペーンの公式サイトをチェックしてみてくださいね。




この春デビュー! 特急「かんぱち・いちろく」とは?



2024年春には、キャンペーンに合わせて特急列車「かんぱち・いちろく」が運行を開始します。「ゆふ高原線の風土をあじわう列車」がコンセプトの観光列車で、ゆふ高原線を経由し、博多駅~由布院駅・別府駅間を 1 日片道 1 便、約5時間かけて走ります。


車内は全席グリーン席で畳個室やソファ席、ボックス席などがあり、いずれもゆったりとした乗り心地。大きな窓から沿線の景色を眺め、のんびりと過ごせます。

車内で提供される食事は、ゆふ高原線沿線の食材をふんだんに使用したお弁当です。雄大な景色が流れゆく中で地域ならではの食材が味わえるなんて、なんとも贅沢な経験ですよね。
この機会に、福岡・大分の魅力を再発見しに行ってみてはいかがでしょうか。

ゆふ高原線沿線はおいしい食材の宝庫!

キャンペーンの発表会では、立食形式のランチビュッフェが開催されました。彩り豊かな料理の数々はそのほとんどがゆふ高原線沿線の食材を使ったもの。「かんぱち・いちろく」のお弁当をいただく気分でじっくり味わってきました!


大分の恵まれた自然の中で大切に育てられる「おおいた豊後牛」。その中でも、肉質4等級以上で様々な基準をクリアしたのものだけが認定される「おおいた和牛」は、大変希少な高級ブランド肉です。

程よくサシが入ったおおいた和牛の炙り焼きは、口に入れるとジュワ〜っととろけて消えてしまいそうな柔らかさ。ほっぺたが落ちるとはこのことか…!と思わず唸ってしまいました。大分県産のかぼすと白ねぎの塩だれが絶妙にマッチします。






由布で養殖されている「ミヤマサーモン」のミキュイ(半生)。由布岳の麓から湧き出る水は年間を通して水温が安定しているため、サーモンの養殖に適しているのだそう。

ほどよく火の入ったサーモンと由布産のカッテージチーズを一緒に食べると、コクが増して無限に食べれてしまいそう! 付け合わせの国東産揚げ菜花と米水津産煎り唐墨もアクセントに。


これが…寿司!?驚かされたのは、大分県のブランド椎茸「うまみだけ」とえのき茸が乗った「大分源平寿司」です。うまみだけは、プリプリと歯応えのある食感でとっても肉厚。濃厚な旨みがしっかりと感じられて、シャリとの相性も抜群です。ちなみにシャリは大分県の米どころ・玖珠産のお米を使っているのだそうですよ。
寿司ネタのレギュラーメンバーに加えたくなるほどの新感覚なおいしさでした。





こちらは別府鉄輪の名物「地獄蒸し」仕立てです。「地獄蒸し」とは、温泉から噴出する高温の蒸気熱で食材を蒸す、江戸時代から続く伝統的な調理法なのだそう。塩分を含んだ温泉蒸気で一気に蒸し上げるため、食材の旨味がギュッと閉じ込められるんです。

蒸し器を開けるとふわっと蒸気がたちのぼり、香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。香りの元は、蒸し器の下に敷き詰められた別府産の石菖(せきしょう)という薬草なんですよ。
中には別府湾の鰆(さわら)、姫島の車えび、中津の牡蠣・ひがた美人など、大分県の旬の食材がどっさり。石菖の香りと共に素材そのままの味わいが楽しめました。


デザートは、ベリーツと九重町のブルーベリー、由布のリコッタチーズを層状に重ねた「トライフル」です。ベリーツは、大分県が8年の歳月をかけて開発したオリジナルのいちごで、鮮やかな赤色と高い糖度が特徴的。
3層全てに大分県産の食材を使ったトライフルは見た目も鮮やかで宝石箱のよう。甘さと酸味のバランスがちょうどよく、後味スッキリの一品でした。

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新型列車が登場し、観光企画も盛りだくさんの「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」。この春はおいしいものを食べに福岡・大分まで足を運んでみませんか?




取材・文=宇都宮薫

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