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どんな言葉を使ってますか?贈り物を相手に渡す際のひとこと

  • 2023年12月22日
  • レタスクラブニュース




ちょっとフォーマルな食事の席での所作、冠婚葬祭などで交わす会話の言葉選び、お客さんとしてお呼ばれしたお宅での過ごし方…。
生活の何気ないシーンでも、大人のマナーをさらっとこなせたら素敵ですよね。

TPOにあわせたマナーは千差万別。何が正解なの?と迷ったことも多いのではないでしょうか。
今回は知っているようで知らない、大人のキホンのマナーをご紹介します。

「つまらないものですが」は相手次第

謙譲を美徳とする日本の文化。贈り物を差し上げるときにも「つまらないものですが」とへりくだる習慣があります。「心を込めて選んだけれど、すてきなあなたの前ではつまらないものに見えます」という気持ちを表した言葉ですが、直接的な言葉を交わし合うことも多くなった昨今では、型通りで他人行儀に聞こえることもあります。

おみやげ自慢にならない程度に、「お口に合うといいのですが」「珍しいものなのでいかがでしょうか」といった言い方もあります。

格式を重んじる年配の方には「つまらないもの」といって渡し、親しい間柄なら、「評判がいいお店のものなの」「あなたが好きなチョコレートなの」など、相手のために選んできた気持ちを素直に表現するほうが、会話も弾みそうです。

作=岩下宣子

【著者プロフィール】
岩下宣子
「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)がある。

※本記事は岩下宣子著の書籍『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』から一部抜粋・編集しました

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