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疲れた時に頼りたい「GABA」がとれる! 秋の濃厚なトマトとヘルシー食材で栄養満点おかず

  • 2023年10月11日
  • レタスクラブニュース


朝晩は肌寒いけど、日中は意外と暑い。1日の温度差が大きい季節の変わり目は、免疫力も下がりがちです。

「そんな温度差疲れにおすすめなのが、自律神経を整える「GABA」という物質。たっぷり含まれているのがトマトです」と教えてくれたのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。

「GABAをとることで心身を落ち着かせる副交感神経が活発になり、自律神経を整えてくれます。トマトは1個で1日に必要なGABAが摂取できますよ」(石原先生)

秋はトマトのうまみが増し、味も濃厚に! 今回はそんなトマトと、鮭やささ身といったヘルシー食材を使って手軽に作れる栄養満点おかずをご紹介します。

▶教えてくれたのは
石原新菜先生


イシハラクリニック副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療に当たっている。クリニックでの診察のほか、講演、テレビ、執筆など幅広く活躍中。

▶レシピの考案は
堤人美さん


料理研究家。身近な食材を使った、作りやすくてセンスの光るレシピが人気。書籍や雑誌などで活躍中。

鮭トマじゃが

トマトと鮭を、みそで煮込んでうまみ凝縮! だしがしみた、ほくほくのじゃがいももたまりません。


【材料・2人分】
生鮭…2切れ
トマト…2個(約300g)
じゃがいも…2個(約300g)
塩、サラダ油、酒、みりん、みそ

【作り方】
1.トマトは8等分に切る。じゃがいもは小さめの一口大に切り、水に約5分さらして水けをきる。鮭は4等分に切り、塩少々をふって約10分おき、水けを拭く。

2.フライパンに油小さじ1を中火で熱し、鮭を皮目から入れる。両面を約1分ずつ焼いたら端に寄せ、あいたところにじゃがいもを加える。約1分30秒炒めたらトマトを加え、さっと炒めたら酒大さじ2、水3/4カップを加える。

3.煮立ったらみりん大さじ1を加え、みそ大さじ1を溶かす。ふたを少しずらしてのせ、弱めの中火で7~8分煮る。ふたを取り、さらに約3分煮る。
(1人分269kcal、塩分1.6g)

ささ身スティックのトマトサルサ

揚げ焼きにしたとりささ身に、辛みをきかせたフレッシュサルサソースをたっぷりと!


【作り方】
トマトは7mm角、ピーマン・玉ねぎは粗みじん切りにし、ボウルでソースの材料(オリーブ油・酢・トマトケチャップ・塩)と合わせ、サルサソースを作ります。ささ身は筋を除いて縦2~3等分の細長い棒状にカットし、塩・こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶして。フライパンで両面を約1分30秒ずつ揚げ焼きにし、器に盛りつけてサルサソースをかければできあがり。
(1人分388kcal、塩分2.2g)

ささ身とトマト、いんげんの梅びたし

ほどよい梅の酸味であっさりと。丸ごと煮込んだトマトからあふれるうまみ満点のジュースが美味。


【作り方】
フライパンにオリーブ油を熱し、そぎ切りにしたささ身といんげんを並べて両面約1分30秒ずつ焼きます。煮汁の材料(だし汁・酒・みりん・しょうゆ)と梅干しをちぎって加え、煮立ったらトマト(へたをくりぬく)を加えて。弱めの中火にし、時々煮汁をかけながら約10分煮れば完成です。
(1人分175kcal、塩分3.5g)

* * *

トマトのうま味成分は、加熱することでさらにアップし、料理のうまみも増し増しに! これからの季節は今日ご紹介したような「煮る」料理でも楽しんでみてくださいね。



監修/石原新菜(イシハラクリニック副院長) レシピ考案/堤 人美 撮影/木村 拓 スタイリング/浜田恵子  栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子

文=齋藤久美子

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