自家製レモン酢がおうちでカンタンに!レモン酢+アレンジレシピ3選

  • 2023年9月3日
  • レタスクラブニュース


この夏はとんでもない猛暑でしたね。秋を前にバテている人も多いのではないでしょうか? そんなときは「お酢」をとると疲労回復に役立ちます。とくに、ビタミンCが豊富な「レモン酢」は、美肌ケアにも◎。そこで、自宅でカンタンにできるレモン酢の作り方と、爽やかなアレンジドリンクのレシピを3種類、ご紹介します!

▶教えてくれたのは

農芸化学博士
小泉幸道先生
東京農業大学名誉教授。専門は発酵食品学、醸造学(酢)で、40年以上、酢の研究を行なってきた「お酢博士」。酢に関する著書が多数ある。

ワタナベマキさん


料理家。日々食べるものをおいしく丁寧に作る料理が人気。雑誌、テレビなどで幅広く活躍。『お医者さんが教えてくれた一年中冷え知らずごはん』(KADOKAWA刊)が発売中。

お酢をとるとどんないいことがあるの?

「お酢はからだにいい」という話はよく耳にしますが、具体的にどんなことが期待できるのでしょうか。

■糖と結びついて疲労の回復を手伝う
疲れを感じるのは、体内に蓄えられたエネルギー源が不足するから。酢に含まれる酢酸は、糖分を一緒にとることで、筋肉を動かすエネルギー源であるグリコーゲンを補給し、疲労回復の手伝いをします。

■食欲増進&夏バテ解消が期待できる
さっぱりとした酸味と香りが特徴の酢は、唾液や胃液を分泌させる特徴が。暑い夏に香りで食欲を増進し、胃液を分泌することで胃の消化酵素を活発にし、暑さによる食欲不振の解消が期待できます。

お酢はこうとるとさらにGOOD!

お酢の摂取の仕方にはポイントがあります。

・1日大さじ1杯が目安
・いつ飲んでもOK(空腹時に飲むと胃が荒れる場合があるので注意)
・糖分と一緒にとる

■使うお酢はどれでもOK
・穀物酢・・・米や小麦などが原材料で、黒酢は玄米を使用しています。コクがあるのが特徴。
・果実酢・・・りんごやぶどうなど果物が原材料。果物の甘みや酸味が特徴。ドリンク向き。



レモン酢がおすすめ!その理由と作り方

■レモン酢は何がいいの?
レモン酢のおすすめポイントはこちら!

・ビタミンCで美肌作りをサポート

・レモンのクエン酸&お酢の酢酸が疲労の回復を手伝う

■レモン酢の作り方
(材料<作りやすい分量>と作り方)*全量で231kcal/塩分0.0g
レモン1個は薄い輪切りにし、保存容器に入れる。はちみつ大さじ2、酢1カップを加えて、はちみつが溶けるまで混ぜて一晩おく。


※清潔な保存容器に入れ、使用する際はそのつど清潔なスプーンなどで取り分けてください。冷蔵室で約1週間保存可能。

↓ 炭酸で割るだけでレモン酢カッシュに!
ビタミンCを存分に摂取できるレモン酢。大さじ1を炭酸水で割ってすっきりと。



混ぜるだけでできる! レモン酢を使ったアレンジドリンク3品

■飲み心地がさっぱり爽やかに!
■レモン酢コーラ
<材料と作り方・1 人分>*1 人分104kcal/塩分0.0g
グラスに氷、コーラ1カップ、レモン酢大さじ1を入れて混ぜる。



■デザート感覚でお酢を楽しむ
■フルフル飲むぶどう酢ゼリー
<材料と作り方・1 人分>*1 人分92kcal/塩分0.0g
1.グラスにぶどうゼリー100gを粗くくずして入れ、レモン酢大さじ1を加えて混ぜる。

2.氷、炭酸水1/2カップを加えて混ぜる。



■すっきりとした清涼感が続く
■ハニージャスミンティー
<材料と作り方・1 人分>*1 人分87kcal/塩分0.0g
1.グラスにレモン酢大さじ1とはちみつ大さじ1を入れて混ぜ、氷を加える。

2.ジャスミンティー(冷やしたもの)3/4カップを注ぎ、レモン酢のレモン1枚をのせ、混ぜながら飲む。



* * *

レモン酢はドレッシングにも使えます。暑さがひときわ厳しかった今年の夏。おいしいレモン酢ドリンクをゆったりと楽しみながら、疲れた体と心を労り、活動的な秋に備えましょう!

監修/小泉幸道 レシピ考案/ワタナベマキ 撮影/松村隆史 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/玉置晴子

※レモン酢は、はちみつを使うので、1歳未満のお子さんには飲ませないでください。



文=高梨奈々

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