帰宅して時計を見たら、大変もうこんな時間！！ 新生活はイレギュラーな行事も多く、毎日バタバタですよね…。時間に追われるあわただしい夜は、チャチャッと作ってすぐに食卓に運べる一皿ごはんに頼りましょう。
今回の献立は、ハムと卵を混ぜ込んだ即席10分チャーハンがメイン。途中でマヨネーズをぎゅっとしぼって全体になじませると、コクがぐっと増すのでぜひお試しを。さらにもう1品加えるなら、材料を全部入れてレンジにかけるだけの肉みそがおすすめ。手早く作れてシンプルなチャーハンのいいアクセントになってくれますよ。
「ハムと卵のマヨチャーハン」の献立
■ハムと卵のマヨチャーハン
【材料・2人分】
ロースハム…4枚、卵…2個、長ねぎ…1/2本、温かいご飯…400g、マヨネーズ…大さじ1、塩…小さじ1/2、こしょう…少々、しょうゆ…小さじ1、サラダ油
【作り方】
1.ハムは6～7mm四方に切り、長ねぎは粗みじん切りにする。卵は溶きほぐす。
2.フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、溶き卵を流し入れ、へらで大きく混ぜる。半熟状になったらいったん取り出す。
3.続けてサラダ油大さじ1を中火で熱し、ハム、ねぎを入れてさっと炒める。温かいご飯を加えてご飯がほぐれるまで炒め、マヨネーズ大さじ1を加え、全体になじむまで炒める。２を戻し入れてさっと炒め、塩小さじ1/2、こしょう少々を加え、鍋肌からしょうゆ小さじ1を加え、さっと炒め合わせる。
（1人分583kcal、塩分2.7g レシピ考案／市瀬悦子 栄養計算／スタジオ食）
■肉みそのレタス巻き
【材料・2人分】
豚ひき肉…200g、グリーンリーフ…1/2個(約100g)、青じそ…8枚、おろししょうが…2/5かけ分(小さじ1)、酒…大さじ１と1/2、砂糖・みそ…各大さじ1、しょうゆ…小さじ１と1/2、片栗粉…小さじ1、塩・こしょう…各少々
【作り方】
1.耐熱ボウルにおろししょうが、酒大さじ１と1/2、砂糖、みそ各大さじ1、しょうゆ小さじ１と1/2、片栗粉小さじ1、塩、こしょう各少々を入れて混ぜる。豚ひき肉を加え、よく混ぜる。中央を軽くへこませ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ（600W）で約5分加熱する。グリーンリーフは1枚ずつはがし、大きいものは半分にちぎる。
2.肉をほぐしながらよく混ぜる。器に盛り、グリーンリーフ、青じそを添える。レタスでしそ、肉みそを包んで食べる。
（1人分583kcal、塩分2.7g レシピ考案／市瀬悦子 栄養計算／スタジオ食）
※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
＜手早く作るコツ＞
肉みそをレンジにかけたら、チャーハンにとりかかります。卵を皿に取り出したら、肉みそを仕上げて。続いてチャーハンに戻り、具材とご飯を炒め合わせればできあがり！
■献立のポイント！一皿ごはんに肉みそをプラス！
チャーハンなどの一皿で満足できる料理は、忙しいときの強い味方。火通りのいい卵とハムを使えば、10分ほどであっという間に完成します。
チャーハンだけではちょっともの足りない…という時は、レンチン肉みそが手軽です。レタスや青じそとともに大皿に盛りつければ、豪華見えな食卓に。しっかり味の肉みそと一緒なら、野菜ももりもり食べられますよ！
文=齋藤久美子
