カレーやパスタ、チャーハン、焼きそばのように一皿でパパッと完結するご飯は、忙しい週末の味方。もちろんそのままでも十分おいしいのですが、ここに目玉焼きをオンすると、いつものワンプレートがぐーんとグレードアップします！ 目玉焼きは片面焼きで半熟に仕上げて。お皿の上でとろとろの黄身をソースのようにからめれば、濃厚リッチな味わいに！
大根ドライカレー目玉焼きのっけ
【材料・2人分】
大根…大1/6本(約200g)、にんにくのみじん切り…1片分、玉ねぎのみじん切り…3/4個分、合いびき肉…150g、カレー粉…大さじ１と1/2、煮汁（トマトケチャップ…大さじ１と1/2、みそ…大さじ1/2、洋風スープの素(顆粒)…小さじ1、水…1/2カップ）、卵…2個、粗びき黒こしょう…少々、サラダ油
【作り方】
1.大根は5mm厚さのいちょう切りにする。
2.フライパンにサラダ油大さじ1/2を強めの中火で熱し、大根を広げ入れる。動かさずに2〜3分焼き、ところどころ焼き色がついたらにんにく、玉ねぎを加え、中火にして炒める。玉ねぎがしんなりしたら、合いびき肉を加えて炒める。肉の色が変わったら、カレー粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。煮汁を加えて混ぜ、全体に汁けがからむまで、約2分炒め煮にする。
3.別のフライパンに油少々を中火で熱し、卵を割り入れ、好みのかたさの目玉焼きを作る。器に温かいご飯適量を盛って２をかけ、目玉焼きをのせて粗びき黒こしょうをふる。
（1人分646kcal、塩分2.1g レシピ考案／市瀬悦子 栄養計算／スタジオ食）
サクッと料理を済ませたい日のカレーは、煮込むものよりドライカレーの方が手早く完成。このレシピは隠し味にみそを加えて、コク深い味わいに仕上げます。カレーを炒め煮している間に目玉焼きにとりかかり、同時に器に盛りつけて。
目玉焼きオンの一皿ごはんは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
青じそガパオライス
バジルの代わりに手に入りやすい青じそを使って、ほんのり和風テイストに。豚ひき肉の色が変わったらにんにく、赤とうがらし、ピーマン、玉ねぎを炒め、合わせ調味料（しょうゆ、酒、砂糖、オイスターソース）を全体になじませたら、仕上げに青じそをひと混ぜします。目玉焼きは好みの固さに焼いて。
ソーセージのトマト煮込みパスタ
フライパン1つでできるラクうまパスタ。ソーセージと玉ねぎを炒めたら、おろしにんにく、トマトケチャップ、中濃ソース、塩、水、パスタを加えて10分ほど煮ればできあがり。器に盛ったらフライパンをさっと洗って、続けて目玉焼きを作りましょう。
目玉焼きキムチチャーハン
半熟卵のおかげでキムチの辛さがマイルドに。キムチチャーハン（ごま油、ひき肉→ご飯、キムチ→にら、しょうゆ、こしょうの順にほぐしながら炒める）は作りたてをすぐに食卓に出したいので、先に目玉焼きを作っておいて。
豚ピーそばめし
具材＆刻んだ麺とご飯をパラリとするまで炒めて、ウスターソース、酒で味つけ。さらに揚げ玉やタバスコを加えると風味がぐんと豊かになります。目玉焼きと紅しょうがをのせれば、おつまみにも最高！
目玉焼きはプレートをおいしそうに見せる効果も抜群。目にも舌にもおいしい目玉焼きオン、色々なメニューとの組み合わせを試してみるのも楽しいですね♪
文＝齋藤久美子（栄養士）
