玉ねぎ効果で疲れを回復&しっとりやわらか!「ポークソテー玉ねぎソース」

  • 2022年9月18日
  • レタスクラブニュース


この時期、だるさや疲れがなかなか取れない...という不調をよく耳にします。その疲れやけん怠感、食事の工夫で対策しましょう!

「晩夏の疲れに効くごはん」今回は「ポークソテー玉ねぎソース」のレシピをお届けしましょう。

疲れに効く食事の中でも、断トツでおすすめなのが「香り野菜×豚肉」の組み合わせ。今回はソテー用肉と玉ねぎのタッグです。栄養価はもちろん、玉ねぎのおかげで肉がやわらかくおいしく仕上がりますよ!

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
佐藤秀美さん


栄養士、学術博士 (食物学) 。実践的で分かりやすい栄養指導に定評があり、雑誌、テレビなど、幅広いメディアで活躍中。『栄養「こつ」の科学』(柴田書店) など、著書多数。

まずは、「香り野菜×豚肉」が最強コンビたる理由についてご紹介します。

【疲労回復の救世主!】豚肉のビタミンB1と硫化アリル類食材

豚肉に豊富なビタミンB1は、糖質を体内でエネルギーに変えるときに必須。不足すると疲れやすくなります。
そのままよりも、独特の香りを持つ硫化アリル類と結びつくことで安定し、吸収率がアップ。体内でも持続的に働けるようになります。硫化アリル類は食材を細かく切ったり、すりおろしたりするほど多く作られます。

《硫化アリル類を持つ食材》
・長ねぎ
・玉ねぎ
・にんにく
・にら
・らっきょう
など

それではさっそく「ポークソテー玉ねぎソース」を作ってみましょう!


ポークソテー玉ねぎソース

玉ねぎ効果で肉がしっとりやわらかい仕上がりに!
[ 材料・2人分 ]*1人分293kcal/塩分1.5g
・豚肩ロースソテー 用肉 ...2枚 (約200g)
・ソース〈混ぜる〉
 ∟玉ねぎの縦薄切り ...1/2個分
 ∟しょうゆ ...大さじ1
 ∟おろししょうが、砂糖 ...各小さじ1
・サラダ油

[ 作り方 ]
1. 豚肉にソースをからめて約15分漬け込む。
2. フライパンに油大さじ1/2を強めの中火で熱し、豚肉を汁けをきって入れ (ソースはとっておく) 、両面を2~3分ずつ焼く。こうばしい焼き色がついて肉汁が透明になったら取り出して器に盛る。
3. フライパンの余分な脂を軽く拭き、とりおいたソースを入れて中火にかける。汁けが少なくなり、とろみがついたら肉にかける。好みでスプラウトを添える。

〈ポイント〉
玉ねぎを薄く切るほど硫化アリル類は多く作られ、その栄養効果が出やすい。



*  *  *

甘辛く煮詰めた玉ねぎソースで、味も見た目も大満足のメインディッシュに。ガッツリ食べたい日におすすめですよ!


監修/佐藤秀美 調理/近藤幸子 撮影/澤木央子 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 
 
【レタスクラブ編集部】





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