「勉強しなさい」と言われると勉強したくなくなる。「期間限定」と書いてあるお菓子をつい買っちゃう。テストの前の日に限って部屋の掃除がしたくなる。
理由はよくわからないけど、誰もが一度は経験したことのある「あるある」な現象ではないでしょうか? 実はこうした現象にはちゃんと理由があったり、研究者によって名前が付けられていたりするんです。それでは、そんな「ふしぎ現象」の名前と由来を、楽しいイラストとともに見ていきましょう。
これを知れば、家族や友達に自慢気に語れること間違いなし! ご近所さんとの会話や職場でのエレベータートークにもぴったりです。
※本記事は「ふしぎ現象」研究会 編集、ヨシタケシンスケ イラストの書籍『大人も知らない? ふしぎ現象事典』から一部抜粋・編集しました
~大人も知らない? ふしぎ現象~
教室がガヤガヤしてたのに、一瞬、誰もしゃべらずにシーンとなった…ナンデ?
それは… 天使が通る
みんなで楽しく話している時、一瞬静かになるのは「天使が通る」と呼ばれる現象です……といっても、これはフランスのことわざからきた言葉。もともとはフランスの修道女の経営する寄宿女学校の女の子たちの間で生まれた言い回し、とも伝わりますが、正確な語源は定かではありません。この現象が起きる理由に関しては現時点では「偶然」と言うしかありません。知っているのは、それこそ天使だけなのでしょう。
■ふしぎ現象コラム
日本では「妖精が通った」「神様が通った」「魔女が通った」「大仏が通った」「なまはげが現れた」などの変形パターンで表現されているようです。
編集=「ふしぎ現象」研究会、イラスト=ヨシタケシンスケ/『大人も知らない? ふしぎ現象事典』(マイクロマガジン社)