毎日の料理はなるべくスピーディーに仕上げたいですよね。そこで役立つのが、おなじみの「電子レンジ」です。
だしをとったり乾物をもどしたりといった、手間がかかる工程に電子レンジをうまく導入すると、驚くほどラク&時短で調理が進みますよ!
「レンジ下ごしらえのスゴ技」今回は「だしとり&水きり&乾物もどし」のレンチン技をご紹介します。
*直径23cmの耐熱皿と口径15cmの耐熱ボウルを使用しています。電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。
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【だしとり】鍋も火もいらない「合わせだし」
《加熱方法 (2カップ分) 》
昆布5~10gはキッチンばさみで5~6本切り込みを入れ、耐熱ボウルに入れて水2と1/4カップを注ぎ、約10分ひたす。削りがつお5~10gを加え、ふんわりとラップをかけて電子レンジ (600W) で煮立つ直前まで加熱する。
【加熱時間】
・約4分
*加熱後:ラップをかけたまま約2分蒸らし、ペーパータオルを二重に敷いたざるでこしながら、別のボウルに注ぐ。だしがらは、菜箸で押して軽く絞る。
【水きり】チャンプルー用の豆腐の水きりは1分で!
《加熱方法》
形がくずれにくいようにペーパータオルでしっ
かり包み、耐熱皿にのせて、電子レンジで加
熱する。
【加熱時間】
・1丁 (300g) 当たり ...約1分
*加熱後:取り出して粗熱をとり、新しいペーパータオルで水けを拭く。
*電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
【乾物もどし】干ししいたけも芽ひじきも短時間でしっかりもどる
■干ししいたけ
《加熱方法》
こうしん (かさが開いた薄いもの) は2~3つに割ってさっと洗い、耐熱ボウルに入れて10gに対し水2カップを注ぐ。ふんわりとラップをかけて電子レンジ (600w) で加熱する。
【加熱時間】
・10g当たり ...約3分
*加熱後:ラップをかけたまま約5分蒸らす。もどし汁は、だしとして活用できる。
■芽ひじき (乾燥)
《加熱方法》
耐熱ボウルに入れて10gに対し水1カップを注ぎ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ (600w) で加熱する。
【加熱時間】
・10g当たり ...約3分
*加熱後:ラップをかけたまま約5分蒸らし、水けをきる。
*電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
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夏場はパパッと手のかからないものばかり作ろうとするから、作るメニューが偏りがち。手間がかかる工程を電子レンジにうまく助けてもらって、献立バリエを広げましょう!
監修・調理/小田真規子 撮影/宗田育子 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】