リーズナブルかつヘルシーな、とりむね肉。特売になっていたら、もちろん買わない手はありません!
その日使うぶん以外は冷凍するケースが多いと思いますが、そんなときはぜひ下味をつけて冷凍を。しっとりジューシーに仕上がりますよ。
「食材を余さず使い切る」今回は「冷凍マヨとりむね」の作り方と、それを活用した「よだれどり」のレシピをお届けします。
* * *
▶︎教えてくれたのは
髙山かづえさん
料理研究家、ワインソムリエ。雑誌や書籍、広告などで活躍中。誰にでも作りやすく、日々の食事に取り入れやすい、センスが光るレシピが人気。
冷凍マヨとりむね
[ 材料・2人分×3回分 ]
・とりむね肉 (皮なし) ...大2枚 (約600g)
・マヨネーズ ...大さじ3
・酒 ...大さじ1
・片栗粉 ...小さじ2
[ 作り方 ]
とり肉は1枚を15等分のそぎ切りにし、調味料を順に加えてそのつどよくもみ込む。約18×20cmの冷凍用保存袋に1/3量ずつ、重ならないよう平らに入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、バットにのせて冷凍する。
*約3週間冷凍保存OK
ねぎだくよだれどり
ねぎしかない...そんな日でも、下味冷凍肉で立派な人気おかずが完成!
[ 材料・2人分 ]*1人分226kcal/塩分0.7g
・冷凍マヨとりむね (前ページ参照) ...1袋
・長ねぎ (青い部分を含む) ...1本
・たれ
∟赤とうがらしの小口切り ...小さじ1/2
∟ごま油 ...小さじ2
∟白いりごま、酢、しょうゆ ...各小さじ1
・酒
[ 作り方 ]
1. ねぎは斜め薄切りにし、青い部分を含めて3/4量をフライパンに広げ、酒大さじ1をふる。中火にかけ、とり肉を凍ったまま1切れずつ重ならないようにのせ、ふたをする。約1分おいて蒸気が上がったら弱火にし、約3分蒸し焼きにする。肉の上下を返して約2分蒸し焼きにし、火を止めて約4分余熱で火を通し、肉を取り出す。
2. 肉の粗熱をとり、2~3等分に裂いて器に盛る。フライパンに残りのねぎとたれの材料を加えて混ぜ、肉にかける。
* * *
文字通り、よだれが出るほどおいしいことから名づけられた「よだれどり」。人気の四川料理が、こんなに手間をかけずにできるなんて感激です! 冷凍マヨとりむねを仕込んで、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
調理・監修/髙山かづえ 撮影/木村 拓 スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】