疲れがたまって食が進まない…。そんな時こそ「梅干し」を活用してみて。古くから健康にいい食材として親しまれてきた梅干しには、体にとってプラスに働く効能がいろいろ。すっぱうまさが食欲を刺激して、きっともりもり食べられるはず!
ゆでどりとキャベツの梅だれがけ
【材料・2人分】
とりむね肉…1枚、キャベツ…1/4個、きゅうり…1本、塩・こしょう…各少々、酒・片栗粉…各小さじ1
梅だれ、梅肉…2個分、ポン酢じょうゆ…大さじ1、ごま油…小さじ2
【作り方】
1.キャベツはざく切り、きゅうりは縦半分に切って斜め薄切りにする。梅干しは種を取って包丁でたたく。とりむね肉は一口大のそぎ切りにして、塩、こしょう各少々、酒、片栗粉各小さじ1をもみ込む。
2.鍋に湯を沸かし、キャベツを中火で約1分ゆでる。しんなりしたらざるに上げ、続けてとり肉を入れて約2分ゆでる。火が通ったらざるにあける。
3.キャベツ、きゅうりを混ぜて器に盛り、とり肉をのせる。梅だれをかける。
(1人分256kcal、塩分2.1g 調理/新谷友里江 栄養計算/スタジオ食)
あっさりやわらかなとりむね肉に、梅だれをたっぷり! キャベツもとりむね肉もさっとゆでればいいので、10分ほどで完成します。低脂質、高たんぱくでダイエットにもおすすめの一品。
梅干しを使ったおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
とりから揚げの梅おろしあえ
こってりしたから揚げも、梅干しと大根おろしをあえればさっぱりおいしい一皿に。梅おろしにみりんを加えると、梅の酸味がまろやかになります。
とりむねと豆もやしの梅オイスター風味
耐熱皿に豆もやし、梅オイスターだれをもみこんだとり肉をのせてレンジでチン! オイスターソースの旨みと梅干しの酸味のバランスが絶妙。
もやしつくねの梅照り焼き
甘辛の照り焼きだれに梅干しを加えて酸味をプラス。肉だねにはもやしをたっぷり混ぜて、ヘルシーに仕上げます。
豚肉と長いもの梅みそ炒め
ご飯が進むみそ炒めにも、梅干しがよく合います。梅干しは包丁で粗くたたき、最後に加えてさっと混ぜ合わせて。
クエン酸を豊富に含む梅パワーで、疲れがたまりがちな梅雨の季節を元気に乗り切りましょう!
文=齋藤久美子(栄養士)