じめじめした季節は、食卓にさっぱりとしたおかずが1品あるとうれしいもの。夕飯の準備にあまり時間が割けない日でも、わかめの副菜なら簡単に完成します! 乾燥わかめは戻す必要がありますが、それでも水で5分、お湯なら2分程度とそんなに手間はかかりません。不足しがちなミネラルの補給にもおすすめですよ。
きゅうりとわかめの香味みそだれ
【材料・2人分】
きゅうり…1本、カットわかめ…3g、たれ(おろしにんにく…1/2片分、みそ…大さじ1、酢…小さじ2、ごま油…小さじ1)
【作り方】
1.カットわかめは袋の表示どおりにもどし、水けをきる。きゅうりはすりこ木などで数回たたいてから、一口大に切る。
2.器に盛り合わせ、たれをかける。
(1人分47kcal、塩分1.2g 調理/近藤幸子 栄養計算/スタジオ食)
わかめを水で戻している間にきゅうりをカットし、たれを作ればトータル5分でできあがり! にんにく風味の酢みそが食欲をそそります。
わかめの副菜は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
サラダ菜とわかめの中華あえ
中華だれ(白いりごま、しょうゆ、ごま油、酢)であえるだけのお手軽な一品。サラダ菜だけでは食べにくいと感じた時は、わかめを混ぜればヘルシー&食べやすい!
ちくわとわかめの甘酢あえ
ちくわとわかめも好相性。余ったかぶの葉などの青菜もレンチンして加えると、栄養価がアップします。
わかめと長ねぎのナムル
ナムルにするなら長ねぎと合わせるのがおすすめ。斜め薄切りにして、ねぎの辛みとシャキシャキした食感を楽しんで。
わかめキムチあえ
砂糖、しょうゆ、酢、ごま油を同量ずつ混ぜた合わせ調味料をからめて、キムチの辛みをマイルドに。おつまみにも◎。
わかめにはマグネシウムやヨウ素、カルシウム、カリウムなどのミネラル類が豊富。食物繊維もたっぷり含まれています。また、乾燥わかめは水で戻すと10~12倍に! 水に浸しすぎると食感が損なわれてしまうので、袋の表示通りに戻すようにしましょう。
文=齋藤久美子(栄養士)