「フードアドバイザー」の資格を持つなど、無類の料理好きの城咲仁さん。なかでも、麺に並々ならぬこだわりを持っているそうです。
そんな城咲さんによる、簡単・リーズナブル・時短をテーマに絶品麺レシピをご紹介します!
今回は、リーズナブルな食材でうまみを最大限に引き出す「ささ身とチンゲンサイのつゆそば」です。
教えてくれたのは▷城咲 仁さん
カリスマホストからタレントに転身。実家は東京・板橋にある中華料理店「丸鶴」。学生時代にイタリア料理店で勤務した経験も生かし、料理の分野でも活躍中。
今月の『麺言』
寒い時期、冷えた体にしみわたる極上のとりスープは手ごろなささ身で作れます。刻んで下味をもみ込んだささ身を煮ながら"潰す"ことで、うまみをスープに移しましょう。
麺は室温にもどしてから煮ると、加熱むらがなく、だまになりにくいです。この料理は鍋ひとつで作れることもポイントで、麺の打ち粉をとろみづけに活用すれば、洗いものも減って時短に!
ささ身とチンゲンサイのつゆそば
[ 材料・2人分 ]*1人分605kcal /塩分3.5g
中華生麺 ...2玉(約260g)
とりささ身 ...5本(約250g)
卵 ...2個
チンゲンサイ ...1株
おろししょうが(チューブ)... 小さじ2
塩 酒 オイスターソース ごま油
[ 作り方 ]
■1.ささ身は刻むと短時間でだしが出て絶品スープに!
中華麺は室温にもどし、ほぐす。鍋に水6カップを入れ、沸かし始める。チンゲンサイは四つ割りにする。ささ身はあれば筋を除いて粗めに刻み、ボウルに入れて塩小さじ1/4、酒大さじ2を加えてもみ込
む。卵は溶きほぐす。
■2.粗く刻んだささ身を潰しながら煮てうまみを絞り出す!
鍋の湯が沸いたら、しょうがと、オイスターソース大さじ1を入れ、ささ身を汁ごと加える。中火にしてふたを少しずらしてのせ、約10分煮る。途中、アクを除きながら、ささ身を玉じゃくしで2回ほど押して潰す。ふたをはずし塩少々で味を整える。
■3.スープで麺を煮て打ち粉で程よいとろみをつける!
強めの中火にして煮立て、麺を加えて袋の表示時間どおりに煮る。途中でアクを除きながら、ゆで上がる1分前にチンゲンサイを加え、溶き卵を回し入れる。全体をさっと混ぜてごま油小さじ1を加え、器に盛って好みで酢、ラー油をかける。
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調理/城咲 仁 撮影/澤木央子 栄養計算/スタジオ食 スタイリング・編集協力/中田裕子 ヘア&メイク/服部幸雄(メーキャップルーム)
【レタスクラブ編集部】