2/6は「のりの日」。のりは古くから日本で親しまれており、日本最古の成文法典である「大宝律令」の中にも年貢の対象産物として記載されていることから、大宝律令が施行された日に記念日が定められたそうです。のりは野菜との相性もよく、冷蔵庫にある生野菜をカットしてのりと一緒にあえるだけでも、いいおつまみになるんですよね♪ しかも、あの薄くて軽い1枚にも実はけっこうミネラルやビタミンが含まれているんです! というわけで今回は「のりの日」にちなんで、のり×野菜1種で作れる手軽な一皿をご紹介します。
豆苗の韓国風スピードサラダ
【材料・2人分】
豆苗…1袋、焼きのり…1枚、ごま油…小さじ2、砂糖・しょうゆ…各少々
【作り方】
1.豆苗は約3㎝長さに切ってポリ袋に入れ、ごま油小さじ2を加えてなじませる。
2.焼きのりをちぎって豆苗と交互に器に盛る。砂糖、しょうゆ各少々をふり、食べるときに混ぜる。
(1人分56kcal、塩分0.2g 調理/舘野鏡子 栄養計算/スタジオ食)
焼きのりのパリパリ感と磯の風味がやみつきに! 豆苗をごま油であえるときは、ポリ袋に入れてシャカシャカ振ってまぶすと、まんべんなく行き渡ります。砂糖としょうゆは盛りつけてからかけて、あえながら食べればラクチン。
のり×食材1つですぐできおつまみは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
のり塩ポテト炒め
オリーブ油で両面焼いたじゃがいもに、焼きのりと塩を加えてさっと炒めて。ホクホク食感ののり塩ポテトは子どものおやつにもおすすめ!
キャベツのり
ちぎったキャベツを器に盛り、ごま油、塩、焼きのりを散らして食卓へ。包丁もボウルもいらない超お手軽な一皿です。
きゅうりの磯あえ
ごま油と塩に、おろしにんにくを少し足すと風味豊かなあえものに。きゅうりはめん棒などでたたいて、調味料をよくからませて。
かぶののりマヨあえ
マヨネーズとのりも相性抜群です。かぶをマヨネーズでさっとあえ、焼きのりを散らせば完成。
焼きのりは食物繊維やビタミンB12、葉酸、カルシウムなどの栄養がぎゅっと詰まっています。余裕があるときは、焼きのりをフライパンの上などで軽くあぶると、香ばしい風味が加わってさらにおいしくなりますよ。
文=齋藤久美子(栄養士)