今回ご紹介するのは、ピリッと辛味を効かせたとり肉料理のバリエ。レンチンで完成する時短料理から、寒い冬にほっと温まる煮込み料理まで、思い立ったらすぐできる手軽な一品ばかりを集めました。辛いものが無性に食べたくなったら、作ってみてくださいね。
すぐできヤンニョムチキン
【材料・2人分】
とりもも肉(から揚げ用)…300g、白いりごま…小さじ1/2、調味用(みそ・トマトケチャップ…各大さじ1、ポン酢じょうゆ…大さじ1/2、豆板醤(トウバンジャン)…小さじ1)、小麦粉、ごま油
【作り方】
1.口径約23cmの耐熱ボウルにとり肉を入れて小麦粉大さじ1/2をしっかりもみ込み、調味用の材料を加えてからめる。ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600W)で約2分30秒加熱する。
2.ざっと混ぜ、ふんわりとラップをかけて、電子レンジで約3分加熱する。ごま油小さじ1と、ごまを加えてざっと混ぜる。好みでサラダ菜を器に敷いて盛る。
(1人分365kcal、塩分2.4g 調理/五十嵐ゆかり 栄養計算/スタジオ食)
※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
韓国の定番料理・ヤンニョムチキンが10分で! 甘辛いたれをからめてレンチンするだけで、クセになるあの味わいが再現できます。サラダ菜を添えると、彩りよく仕上がりますよ。
辛うまチキンは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
ふわふわタッカルビ
タッカルビといえばチーズが有名ですが、こちらは代わりにすりおろした長いもを入れてカロリーダウン。刻みのりの風味がよく合います。
ピリ辛レンジとりから
下味にコチュジャンを加えてもみこみ、片栗粉をまぶしてラップをかけずにレンジへ。カリッした食感に仕上げるには、1つ1つに片栗粉をしっかりまぶすのがポイントです。
とり肉と里いものピリ辛みそ煮
豆板醤を加えたみそベースの煮汁に、材料を全部入れてコトコトと15分ほど煮るほったらかしレシピ。冷えた体に温かい煮汁がしみ渡ります。
とり手羽元とかぼちゃのピリ辛煮
煮汁に豆板醤の辛みを効かせて。手羽元は表面を焼いてから煮ると、旨みがアップ。かぼちゃは冷凍を使えば、煮込む時間が短縮でき、カットする手間も省けます。
ピリリと辛い刺激的な一皿を食べれば、冷えた体もポカポカに! どれも15分前後で作れる手軽さもうれしいですよね。
文=齋藤久美子(栄養士)