ヨーグルトには美肌効果や整腸作用など、体にうれしいメリットがたくさん! でも、毎日食べていると飽きてしまうこともありますね。そこで日々のおかずにヨーグルトをプラスして、スムーズに体に取り入れられるレシピをご紹介! 肉や魚をやわらかくしたり、臭みをとったり、食材をしっとりジューシーに仕上げるなど、料理をおいしくする効果もたくさんあるんです。
今回は、冷蔵庫で一晩水切りして、チーズのように濃厚になったヨーグルトを料理に活用するレシピです。
教えてくれたのは▷ワタナベマキさん
料理研究家。身近な材料を使ったしゃれた料理で大人気。子どもの頃からヨーグルトが大好きで、今も料理に活用するのはもちろん「毎朝欠かさず食べています!」。
水きりヨーグルトの作り方
ボウルにざるを重ねてペーパータオルを1枚敷き、プレーンヨーグルト1パック(約400g)を入れてふんわりとラップをかけて冷蔵室に一晩おくと、水きりヨーグルトが約1カップできます。水きりするとできる液体はホエーといい、水溶性のビタミンやたんぱく質が豊富です。
スープを作るとき水の半量をホエーにしたり、野菜ジュース1杯にホエーを大さじ2くらい入れたりするのがおすすめ。うまみ&栄養価がアップしますよ!
ヨーグルトマスタードディップ
[ 材料と作り方・2人分 ]*1人分172kcal/塩分0.7ℊ
1.フライパンに揚げ油適量を中火で熱し、冷凍ポテト300gを袋の表示どおりに揚げて油をきる。
2.器に盛り、水きりヨーグルト(水切りヨーグルトのレシピ参照)大さじ2、粒マスタード小さじ2、しょうゆ小さじ1/2、塩少々を混ぜて添える。
ベーコンとブロッコリーのヨーグルトグラタン
[ 材料と作り方・2人分 ]*1人分260kcal/塩分2.1ℊ
1.ブロッコリー1/3個は小房に分け、玉ねぎ1/2個は縦薄切りにする。ベーコン(厚切り)80gは1cm幅に切る。フライパンにオリーブ油小さじ1を中火で熱し、ベーコンを脂が出るまで炒める。ブロッコリー、玉ねぎを加えて、玉ねぎが透き通るまで炒める。塩、こしょう各少々、白ワイン(または酒)大さじ2をふってさっと炒め、ふたをして弱火で約5分蒸し焼きにする。
2.汁けをきって汁はボウルに入れ、水きりヨーグルト(水切りヨーグルトのレシピ参照)大さじ3、塩小さじ1/4と混ぜる。
3.耐熱容器にベーコンと野菜を入れ、をかけて粉チーズ大さじ2をふる。オーブントースターで焼き色がつくまで4~5分焼き、粗びき黒こしょう適量をふる。
フルーツサンド
[ 材料と作り方・2人分 ]*1人分331kcal/塩分1.2ℊ
1.水きりヨーグルト(水切りヨーグルトのレシピ参照)大さじ8、砂糖大さじ1を混ぜ、耳をカットした食パン(8枚切り)4枚の片面にぬる。
2.食パン2枚のヨーグルトをぬった面にいちごを5粒ずつのせ、残りの食パンではさみ、食べやすく切る。
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水切りヨーグルトを使うとヨーグルト料理のレパートリーがぐっと広がります。水入りしてできる液体(ホエー)も、スープやジュースに無駄なく使って料理上手に!
調理/ワタナベマキ 撮影/佐々木美果 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/渡辺ゆき
【レタスクラブ編集部】