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メイクは楽になった?スキンケアは? マスク生活でガラリと変わった主婦536人のメイク事情

  • 2021年6月14日
  • レタスクラブニュース
今年もマスクを外せないまま夏がやってきそうです。先日、小学生の我が娘をふと見ると、早くも『マスク焼け』の跡がうっすらついていました!!
強い日差しの下、校庭で遊んでればそうなりますよね…。と思いつつ、即効で日焼け止めを買いました。子ども用ともちろん自分用も。マスク生活でメイクは大分サボり気味でしたが、『マスク焼け』だけはなんとしても避けたいですよね。コロナ以前は『マスク焼け』なんて考えたこともありませんでしたが、『外出時はマスク』が当たり前となった今では、切実な問題。



コロナ禍でのマスク生活で、かつて気にならなかったことが気になったり、今までとは違ったポイントを気にしてメイクするようになったり…そんな変化があるのでは?と、レタスクラブでは、コロナ禍における美容意識の変化についてレタスクラブアンケート部の皆さんに尋ねました。(2020/5/13~2021/5/21実施:回答者1960人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の子育て主婦536人の回答を抽出)。子育て主婦たちが実際に使って良かった、コロナ禍におすすめのスキンケアやメイク、ヘアケアなどのアイテムもご紹介します!

■【マスク着用による肌トラブルに悩まされる人続出!】

まず、日常的にマスクを着用するようになって、肌トラブルがあったか聞いてみたところ、「あった」や「少しあった」と答えた人が、合わせて68.9%。全体の約7割が、マスクによるなんらかの肌トラブルを実感していることがわかります。暑くなってきて、蒸れたり汗をかいたり…の影響もありそうですよね。そこで、具体的にどのようなトラブルを感じているのかも尋ねてみました。



どのような肌トラブルですか?(複数回答可)

ニキビ、吹き出物…193票(36.0%)
かゆみ、赤身、かぶれ…185票(34.5%)
カサつき…169票(31.5%)
毛穴の詰まり、開き…79票(14.7%)
テカり…43票(8.0%)
くすみ…39票(7.3%)
その他…19票(3.5%)

主婦たちが感じている肌トラブルとしては、「ニキビ・吹き出物」「かゆみ・赤身・かぶれ」「カサつき」がそれぞれ3割程度と割合が多め。肌にマスクが触れている状態が長時間続くことにより、摩擦で吹き出物が出やすくなったり、敏感肌でかゆくなったりなどの症状が現れるようになったということです。肌質によって出方は違うものの、多くの人がマスク着用による肌ストレスを感じているのは間違いありません。
マスクで乾燥なんて意外ですよね。
その他にも、
・ マスクが肌に触れて擦れるせいか、シミが増えた
・マスクでほうれい線などのたるみが進行した気がする
などのトラブルを感じている人も。マスクによる肌ダメージは、実に多岐に渡っているようです。

■【コロナ禍でスキンケアはどう変わった?】

こうしたマスクトラブルに対応するため、主婦たちがスキンケアにかける時間や金額に変化はあったのでしょうか?

コロナ禍前後でスキンケアにかける時間は変わりましたか?

増えた…102票(19.0%)
減った…86票(16.0%)
変わらない…348票(64.9%)

コロナ禍前後でスキンケアにかける金額は変わりましたか?

増えた…84票(15.7%)
減った…68票(12.7%)
変わらない…384票(71.6%)

スキンケアにかける時間も金額も、「変わらない」と答えた人がほとんど。外出やマスクの有無に関わらず、毎日のスキンケアは皆さん怠っていないようです。また、「増えた」と答えた人が「減った」人よりも少し上回る結果に。そこで、「増えた」人が、どこにお金をかけるようになったのかを、その理由とともにランキングで紹介します(複数回答可)。

【1位 美容液】
・「マスクによるたるみからほうれい線が目立つようになったので、土台のハリを出すために使用」
・「ビタミン含有量の多いものを使用してシミ対策」
・「マスクで目もとが気になるため、アイクリームを購入」

【2位 化粧水】
・「マスクでの肌荒れが気になったので、より保湿できるものに変えた」
・「乾燥するようになったので、パックをよくするようになった」

【3位 クレンジング】
・「マスクをするようになって、鼻の毛穴づまりが気になるように」
・「日焼け止めをしっかり落としたいから」

やはりどれも、マスクによる肌トラブル改善のためという理由がほとんどでしたが、中には
・「おうち時間でInstagramなど見る機会が増え、美容に関しての興味が強くなったため」
・「時間に余裕ができたので丁寧にやるようになった」
など、コロナ禍で増えたおうち時間を、スキンケアに費やすようになった人もいたようです。

■【マスク生活ではアイメイクが外せない!】

次に、コロナ禍前後で、メイクにかける時間や金額が変わったかを聞いたところ、どちらも6割前後の人が「減った」と回答しました。在宅勤務の日はメイクをしなかったり、マスクで見えない部分に関しては省く傾向もみられ、それが時短や節約にもつながっているようです。

では、具体的にコロナ以降でメイクはどう変わったのかを見ていきましょう。まずはベースメイクについて。

コロナ禍前後でベースメイクについて変わった点で、もっとも当てはまるものを1つお答えください。

薄く塗るようになった…123票(22.9%)
日焼け止めだけになった…74票(13.8%)
日焼け止めと下地だけになった…65票
マスクの下は塗らなくなった…60票(11.2%)
厚く塗るようになった…20票(3.7%)
ベースメイクをしなくなった…19票(3.5%)
コロナ前後で変わらない…175票(32.6%)

ベースメイクに何らかの変化があった人は全体の67.4%。そのほとんどは、「薄くぬる」「日焼け止めだけ」「日焼け止めと下地だけ」「塗らない」など、省く方向へシフトしていました。おこもり生活で、外出も近所の買い物くらいだったら、ベースメイクは薄めで十分。ファンデーションがマスクにつくのも防げるため、コロナ禍では、『ベースは薄め』が子育て主婦たちの主流になってきているようです。

ベースが薄くなった一方、ポイントメイクに力を入れるようになった人も多くみられました。アンケートでも特に多かったのは、「アイシャドウ」「アイブロウ」「アイライナー」「まつ毛」など、アイメイクをしっかりするようになったという意見。その理由としては、以下のような回答を得られました。

【アイシャドウ】
・「マスクをしていると、アイメイクをしないと顔色が悪く見える」
・「マスクで表情がわかりにくいので、なるべく明るい色を使うようになった」
など、マスクでも顔の印象を明るくしたいという狙いがみられます。また、
・「これしか楽しむものがなくなったから。いろんな色を楽しんでいます」
・「目力盛り盛りで、日頃のうっぷんを晴らす」
など、目もとで遊ぶことで、メイクそのものを楽しんでいる人もいました。

【アイブロウ】
・「はっきり書かないと顔の印象が残らない」
・「目立つので形をキレイにしています」
・「眉毛をしっかり描いていれば、ちゃんとメイクしているように見えるから」
確かに、眉毛さえ描いておけば何とかなるもの。マスクで目もとしか出ていない今は、特に眉毛をちゃんと描いておかないと、ぼんやりした印象になりがちなので、気をつけたいところですね。

【アイライナー】
・「いつもは引いてなかったが、マスクで目しか見えないので引くようになった」
・「目もとがぼんやりしていると一気に老けて見えるので」
・「目だけでインパクトが出せるようにしっかり描く」
など、やはり目力で表情をつくるようになった人が多く見られました。

【まつ毛】
・「まつ毛がしっかり上がっていれば、目が大きく見えるから」
・「マスク生活でカラーマスカラにはまった」
・「目力アップのため、以前より念入りにするようになった」
また、マツエクやまつ毛パーマをするようになった人も多々。目もとメイクへの関心が高まっていることがわかります。

そういえば、ものまねメイクのざわちんさんもマスクでしたね。目もとだけで自在に印象を変えることができるわけだから、やはり目もとメイクはマスク生活に欠かせないポイントと言えそうです。

反対に、コロナ以降薄くなったポイントメイクとして多かったのは「リップ」と「チーク」。理由としては、
・「マスクで隠れてしまうから」
・「マスクに付くから」
というものが共通して非常に多く挙げられていました。

■【マスクだからと油断は禁物!実はココが見られている!】

1年以上続くマスク生活で、スキンケアもメイクも変化がみられる今、主婦たちの美容意識はどのように変わったのでしょう?自分自身についてと、他人についての気になる点も聞いてみました。



コロナ禍でマスクをつけることを通じて、ご自分の美容に関する意識はどのように変化したと感じますか?

マスクをつけることでメイクをすることがラクになったと感じている…245票(45.7%)
マスクをつけることでメイクをする楽しみが減ったと感じている…115票(21.5%)
マスクで顔が隠れるので、ヘアケアの方に手間暇をかけるようになった…61票(11.4%)
特に変化はない…159票(29.7%)
その他…19票(3.5%)

メイクをすることが楽になったと感じている人が約半数いるいっぽうで、約2割の人が「メイクの楽しみが減った」と、メイクしたいのにできないジレンマを抱えているよう。また、約1割の人は、「メイクではなくヘアケアに力を入れるようになった」と、美容意識を別の箇所にシフトする動きもみられました。その他の自由回答では
・「スキンケアをしていないと肌荒れしそうで、スキンケアに力を入れるようになった」
・「今こそ綺麗になる時期。マスクが取れた時に綺麗になったと言われるように、以前よりも倍以上がんばっている」
など、メイクは控えめになっても、スキンケアには積極的になりたいという意欲もうかがえます。

では、他の人のメイクやスキンケア関係については、どのようなところが気になるようになったのでしょう?(複数回答可)。

アイメイク…194票(36.2%)
眉…135票(25.2%)
肌…109票(15.5%)
ヘアスタイル…83票(15.5%)
特に気になることはない…229票(42.7%)

「アイメイク」「眉」「肌」「ヘアスタイル」など、マスクをしていても見える部分への関心が高いことがわかります。顔全体の表情や雰囲気が読み取れないため、今まで以上にパーツをしっかり見られているということでしょう。自分自身についてはメイクよりもスキンケアに重きを置く人が多い一方、自分以外の人についてはメイクなど見える部分がやはり気になるようです。

■【コロナ禍美容の指名買いアイテム】

コロナ禍の影響は、メイクやスキンケア商品の購入にも及んでいます。テスターが使えないためテクスチャーや色味がわからなかったり、対面販売に行けないため新商品がわかりにくかったりなど、新たなものにチャレンジしにくい環境のため、二の足を踏んでいる人も多いようです。そこで最後に、使って良かったコロナ禍美容おすすめのアイテムを尋ねました。また、おすすめのケア方法も聞いたので、ぜひ参考にしてみてください。

【スキンケア】
・「顔型の蒸しタオル。濡らしてレンチンして顔にのせるだけのお手軽さと気持ちよさで虜になりました。蒸しタオルの後は、無印良品のエイジングケア目元用美容オイルをON。小皺が気にならなくなりました!」
・「マスクで肌荒れがひどくなりましたが、ビタミンC誘導体が含まれている化粧水を使い、だいぶ改善!」
・「パナソニックのRF美顔器。疲れたお肌を癒してくれます」
・「マスクで肌荒れした時にはワセリンやバイオイルを。乾燥した髪の毛にも使えて便利」
・「こまめに化粧水スプレーがリフレッシュできて、乾燥も防げておすすめです」
・「マスクで擦れる部分は毎晩コットンでパック。やり始めてから赤味が減った気がします」

【UVケア】
・「スプレータイプが便利。マスクで荒れた肌をこすらなくて済みます」
・「ラ ロッシュ ポゼのUVイデアXLプロテクショントーンアップ。ファンデなしでも十分綺麗に見えるし、マスクに色もつかない」

【メイク】
・「インテグレートのニュアンスアイブローマスカラ。プチプラなのに使いやすく、ふんわり眉が自由自在に作れます」
・「エテュセのリップエディション ティントルージュ。マスクにつきにくい!」
・「下瞼にピンクシャドウを薄くのせると、血色がよく見えます」

【ヘアケア】
・「&honey(アンドハニー)は髪の毛が目に見えてツヤツヤになり天使の輪ができた」
・「毛先がキレイだとキチンと手入れしている感が出るので、シャンプーにこだわるようになった。THE PUBLIBC ORGANICやALGERAN、BOTANISTなどのオーガニック系がお気に入り。また美容室でも必ずトリートメントをするようにした」

その他にも、
・「口角を上げる顔の体操をして、マスクで減った表情を、衰えないようにしています」
・「マスク生活の今だからこそ、ダウンタイムが必要なレーザーやシミ取りがおすすめ。マスク生活が終わった頃には素肌美人になっているように日々頑張っています」
など、アフターコロナを見据えたケアに励んでいる人も。マスク生活から解放されるとき、マスクを外せない状態には陥りたくないですもんね。

パックをしたり、マッサージをしたり、美容タイムはリラックス効果も得られるもの。アフターコロナでバージョンアップした自分になるためにも、コロナ禍で増えたおうち時間をちょっと美容にあててみてはいかがでしょう?



文=酒詰明子

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