今使っているキッチンツールに、満足していますか?
レタスクラブ読者が今「買い替えたい!」と思っているキッチン雑貨を緊急リサーチ。
上位7アイテムを道具選びのプロは、どんな目線で選んでいるのでしょうか?
スタイリストの河野亜紀さんにお話をうかがいました。
今回教えてくれたのは▷河野亜紀さん/スタイリスト
本誌をはじめ、雑誌でフードやインテリアのスタイリングを手がける。
台所道具選びの基準は「一生使えるもの」。
見た目と使い心地のよさにこだわり、値段の高低にかかわらず吟味して選んでいる。
1児の母。
買い替えたい1位!「ざる」
■日本製の手付きザルHB-1632 18cm
「私がざるに求める条件は、取っ手つきで、シンクにじか置きしても衛生的な足と、鍋やボウルにかけられるフックがついていること。
金物製造で名高い新潟県・燕三条で作られているこのざるは、すべての条件を満たしていて使いやすく、姿の美しさも◎」。
▷¥1,980/パール金属
■盆ざる(参考商品)
「盆ざるは、実は食器代わりにもなるスグレモノ。
ゆでた野菜や麺などは、盆ざるで水切りしてそのまま食卓に出しても。
洗いものも減っておすすめです。
20cm、40cmの2サイズあれば、少人数から大人数まで対応できて便利」。
買い替えたい2位!「おろし金」
■プロおろしV 水切り付
「撮影で料理家の方のお宅に伺うと、かなりの頻度で見かけるのがこのおろし金。
『大根おろしがラクにできる!』と評判です。
使いやすさの秘密は湾曲したおろし金にあり、大根を当てる角度によって粗さも調節可能だそう。
次に買うのはコレ!と心に決めています」。
▷¥2,178/和田商店
買い替えたい3位!「スライサー」
■スーパーベンリナー No.95
「スタイリスト仲間から噂を聞き、使ってみたら……ほとんど力を入れなくてもスライスできてびっくり!
厚さも調節できるのですが、とにかく切れ味がスムーズ。
3種の替え刃で、さまざまな太さの千切りもあっという間。
料理がラクになりますよ」
▷¥6,050(編集部調べ)/ベンリナー
買い替えたい4位!「水切りかご」
■グルンドヴァトネット 水切りボウル
「水切りかごは、小さなサイズもおすすめ。
置ける食器の量が少ないと、すぐに片づけるから片づけ癖がつくんです。
これはシンクに渡して使うタイプ」。
▷幅16×長さ46×高さ9cm ¥299/イケア・ジャパン
■ラバーゼ 水切りかご スリム
「キッチンにあるだけで気分が上がる美しさ。
少々値段は張りますが、使いやすさ、丈夫さも含めて、必ず『買ってよかった』と思える逸品です」。
▷かご¥7,480、ステンレス水切りトレー(スリム)¥5,280/和平フレイズ
買い替えたい5位!「菜箸」
■雅竹 すす竹三角菜箸
「調理中、カウンターに置いた菜箸がコロコロ……。
それって地味にストレスだったりしませんか?
三角形の菜箸なら置いても転がらないから、ノーストレス。
先端は丸く削ってあるので使いやすさもバッチリです」
▷¥250/雅竹
買い替えたい6位!「ボウル」
■ロスティ マルグレーテボウル
「まず見た目がいいんです、このボウル。
メラミン製で熱いものを入れても熱が伝わりにくく、深さがあるので粉ものも飛び散らないし、底面にラバーがついているので滑らない。
才色兼備なボウルです」
▷2L ¥2,530、3L ¥2,970/スペースジョイ
買い替えたい7位!「おたま」
■BASIC ミニレードル
「おみそ汁をお椀によそうときや、小さな鍋から何かをすくうとき、通常サイズのおたまだと小回りが利かないのですが、こちらはすくう部分が直径約6㎝と小ぶり。
子ども用の小さなお椀にも、こぼすことなくよそえますよ」
▷¥110(商品は現在取り扱いしていない場合があります)/ Seria
<レタスクラブ’21年4月号より>
撮影/安井真喜子 スタイリング/河野亜紀 取材・文/恩田貴子