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万有引力を発見したニュートンが発明した「意外なモノ」 誰かに話したくなる地球の雑学(102)

  • 2021年4月15日
  • レタスクラブニュース


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万有引力を発見したニュートンが発明した"意外なモノ"


庭の木からリンゴが落ちるのを見て「万有引力」を発見したというニュートンのエピソードは有名である。しかし、ニュートンの真に偉大な部分は「リンゴを落下させる地球の引力が月にまで届いているのだとしたら、なぜ月は落ちてこないのか」という疑問を抱いた点だ。

そして、ニュートンがその疑問に対して出した結論は、「月も地球に落ちているのだが、公転によって常に前進しているため、その速度と地球の引力とがつり合って、同じ軌道をまわり続けていることから落ちてこない」というものだった。つまり、リンゴが落ちるのも月が落ちてこないのも、さらには惑星や彗星の運行にいたるまで、宇宙にあるすべてのものは万有引力の法則を用いて説明できることを発見したのだ。これこそが、ニュートンを偉大な科学者たらしめている理由といえる。

ニュートンは大のネコ好きとしても知られている。ケンブリッジ大学の教授だった頃、研究室で2匹のネコを飼っていたが、研究に没頭すると食事をとるのも忘れ、翌朝になって冷めた食事を猫に与えていたというエピソードも残されている。

そんなネコ好きのニュートンが、愛するネコのために発明したものがある。それは、小さな扉がバネや磁石で自動的に閉まる「キャット・フラップ」だ。光学の分野でもめざましい功績を残したニュートンは、よく暗い部屋で実験を行なっていた。その際、ネコの求めに応じてたびたびドアを開けていると、余計な光が入って実験の妨げになってしまうことから、ネコ用のドアを発明したのだという。

著=雑学総研/「人類なら知っておきたい 地球の雑学」(KADOKAWA)

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