一口に“ご飯のおとも”と言っても、つくだ煮やふりかけなどさまざまな種類があります。中でも今回は、みそに食材をプラスした「アレンジみそ」に注目。冷蔵庫で1週間以上日持ちするレシピを5つピックアップしました。時間があるときに作り置きして、毎日のお料理をラクにしてみてはいかがでしょう？
豚みそ
【材料・作りやすい分量・約530g】
豚ひき肉 300g、玉ねぎのみじん切り 1個分、しょうがのみじん切り 1/2かけ分、にんにくのみじん切り 1片分、サラダ油、みそ、砂糖、みりん
【作り方】
1. フライパンに油大さじ1/2を熱し、玉ねぎを炒める。透き通ったらひき肉を加え、木べらでほぐしながらじっくり炒める。ひき肉がポロポロになったら、しょうが、にんにくを加えて炒め合わせる。
●脂が多く出たときは、ペーパータオルに吸わせて取る。
2. 弱火にしてみそ120gを加え、木べらで混ぜながら全体がなじむまで炒め合わせる。砂糖大さじ4、みりん大さじ3を順に加えてさらに炒め煮にする。
3. 木べらで全体を混ぜながらしばらく煮詰める。ややとろみが出て、木べらで線を描くと跡が残るくらいまで加熱し、粗熱をとる。
●保存容器に入れ、冷蔵庫で約10日間保存可能。電子レンジで温めてもおいしい。
（1237Kcal、塩分15.2g）
玉ねぎの甘みに豚肉のコクが加わり、濃厚な味わいに。ひき肉から脂が多く出たときは、味がしつこくならないようにペーパータオルに吸わせて取り除くこと。完成した豚みそは保存容器に入れると、冷蔵庫で10日間ほど保存できます。
梅みそ
梅風味の甘いみそだれは、淡白な味わいの魚や肉と相性抜群！ 冷蔵庫で1カ月ほど保存できるので、調味料代わりに常備しても◎
しょうがみそ
風味豊かに仕上げるため、チューブのしょうがではなくおろししょうがを使用。保存するときはしっかり冷ましてから清潔な容器に入れましょう。
薬味みそ
歯ざわりをよくするために、きゅうりは種を取り除いておきます。取り除いた種は捨てずに、ドレッシングやあえものに使用してみてください。
はちみつみそ
はちみつとみそを混ぜるだけで作れるお手軽レシピ。肉や野菜はもちろん、パンにぬってもおいしい万能調味料です。
今回紹介したアレンジみそは、どれも長期保存できるものばかり。冷蔵庫に常備しておけば、きっと普段の食卓やお弁当の準備で大活躍してくれますよ。
文＝田中律
