日々おいしいものに触れている料理スタッフは、「うまいもん」感度も抜群! 撮影現場や、旅先などで出会った料理の中から、家で繰り返し作っているものを教えてもらいました。
「人気料理家のホンキ推しレシピ」連載第3回目は、本誌で活躍するカメラマンとスタイリスト計6人のとっておきレシピに大注目です!
ぐりぐりチーズパン
[作り方・1人分]
フライパンにピザ用チーズ適量を広げて焼き、溶けたら食パン1枚をのせてぐりぐりとチーズをつける。
こうばしく焼けたら裏返し、バター適量を加えてさっと焼く。
▷教えてくれた人
カメラマン
木村拓さん
「基になっているレシピはコウケンテツさんの『簡単チーズトースト』。フライパンでぐりぐりしながら焼くから、うちでは『ぐりぐりチーズパン』と呼んでます。簡単だから、子どもと一緒によく作りました」
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夏野菜のおひたしそうめん
[作り方・2人分]
好みのゆで野菜適量をつゆ (だし汁1カップ、うす口しょうゆ小さじ1、塩小さじ1/2、黒砂糖少々) につけておひたしに。そうめん40gをゆで、つゆごと加えてあえる。
▷教えてくれた人
カメラマン
福尾美雪さん
「撮影で出会った竹花いち子さんのそうめんをよく作ります。野菜がたっぷり入っていて、濃いめのだしごと食べるのがおいしい。いろいろな夏野菜で作りますが、歯ざわりのいいおかひじきは特におすすめです」
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たこのセビーチェ
[作り方・3〜4人分]
ゆでだこ200g、セロリの葉と茎2本分、パクチー15gを食べやすく切り、レモンドレッシング (オリーブ油大さじ3、レモン汁大さじ1、塩小さじ1/2 、タバスコ少々) であえてなじませる。
▷教えてくれた人
カメラマン
澤木央子さん
「夏になるとよく作るのが、市瀬悦子さんの『たこのセビーチェ』。セビーチェとは南米の魚介のマリネのこと。うちでは、セロリを増量して、サラダ感覚で食べます。よく冷えた白ワインとの相性は最高! おもてなしの食卓にもよく登場します」
プルコギの野菜巻き
[作り方・4人分]
プルコギのたれ (おろしにんにく1片分、おろししょうが1かけ分、しょうゆ大さじ3、白いりごま、砂糖、酒、ごま油各大さじ2) に牛肉300gと好みの野菜適量を漬け、フライパンで焼く。生野菜、野菜のマリネ、ご飯各適量を添える。
▷教えてくれた人
スタイリスト
阿部まゆこさん
「わが家で定番になっているのが、コウケンテツさんのプルコギ。大好きな甘辛味だから、子どもたちも肉と一緒に野菜をモリモリ食べてくれます。たれはとうがらしを省いて子ども用にアレンジ。その分、大人は自家製の青とうがらしのしょうゆ漬けをのせて辛みをプラスします」
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鴨南蛮風つけそば
[作り方・3人分]
鍋にめんつゆ適量を温め、玉ねぎの薄切り、まいたけ各適量を入れて煮る。火を止めて豚しゃぶしゃぶ用肉200gを入れ、余熱で火を通す。器に盛り、ゆでたそば、長ねぎの小口切り各適量を添える。
▷教えてくれた人
スタイリスト
河野亜紀さん
「関西人の私が、そばにハマるきっかけになったのが鴨せいろ。おいしさに感動して家でもまねて作るようになりました。とり肉や豚肉に、野菜をたっぷり入れて具だくさんに。栄養満点だから、夏バテ防止にもなりますよ」
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ベトナム風手巻き春巻き
[作り方・2人分]
ゆでた豚肉、野菜各適量を、春巻きの皮適量で巻いて食べる。たれは、ナンプラーだれ (レモン汁大さじ3、にんにくのみじん切り小さじ1/2、赤とうがらし1/2本、ナンプラー、グラニュー糖、水各大さじ2) や、市販のごまだれ適量に砕いたピーナッツ適量を入れたものなどを。
▷教えてくれた人
スタイリスト
本郷由紀子さん
「旅先で出会った料理を家でよくまねして作ります。お気に入りはベトナム風の手巻き春巻き。市販の春巻きの皮で代用し、豚肉や野菜を巻いて楽しみます。皮はそのままでも食べられるんですよ。セロリなどの香味野菜をたっぷり入れるのがポイントです」
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みなさんが繰り返し作っているだけあって、今すぐ作ってみたくなる即戦力の献立ばかり! 作り方がシンプルだから、リピートしやすそうなのもうれしいですね。
楽しく作ってしっかり食べて、夏の暑さもラクラク乗り切っちゃいましょう!
<レタスクラブ20年7月号より>
【レタスクラブ編集部】