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ダメージ防いでツヤ髪に!美容家が教えるドライヤーの使い方

  • 2016年6月19日
  • Life & Aging Report

髪の毛がパサパサしていたり、ゴワゴワを感じることはありませんか? もし感じていたらそれはダメージヘアかも……。ダメージヘアは扱いにくく、美しく見えないので見た目にもソンですよね。そこで、薬剤師で抗糖化美容研究家の筆者が、ダメージヘアを防ぐために毎日気をつけるべきポイントについてご紹介します。ダメージヘアを防ぐために気をつけたいポイントは何点かありますが、今回はドライヤーの使い方について見ていきましょう。

■ツヤ髪キープのポイントは「キューティクル」

ダメージヘアを防ぐためには、キューティクルを傷めないようにすることが大切です。健康な髪はウロコ状のキューティクルが密接に重なり合い、きれいに整っているためツヤがあるように見えます。傷んだ髪はキューティクルがめくれあがったり剥がれたりと、表面が乱れた状態になっています。キューティクルが損なわれると髪の内部を守る働きが低下して、水分やタンパク質が流れ出してしまうので、切れ毛や枝毛が発生しやすい状態に。

■ドライヤーの使用方法を誤るとダメージヘアに!?

熱を発するドライヤーは、使用方法を間違えると熱でタンパクが変性し、ダメージが進行することも。一方で濡れた状態の髪はキューティクルが剥がれやすいので、「ドライヤーを使わない」ということも推奨できません。そこで、ダメージを与えない効果的なドライヤーの使い方のポイントを紹介します。

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■美容家も実践中!ダメージヘアを防ぐドライヤーの手順

1.洗い流さないトリートメントをつける

お風呂から上がったら、タオルドライの後・ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントをつけましょう。洗い流さないトリートメントは髪に栄養を与えたり、キューティクルをコーティングしたりする働きが期待でき、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。トリートメントは手に取った後、手のひらと指の間までムラのない様にしっかり伸ばしましょう。傷みやすい毛先からもみこむようになじませ、手ぐしで髪全体に行き渡らせるようにするとよいでしょう。頭皮につける必要はありません。

2.ドライヤーから髪は「こぶし1個分」以上離す

ドライヤーの距離が近いと髪の表面温度が高くなり、髪を構成するタンパク質が変性して傷んでしまうことがあります。ドライヤーはこぶし1個分以上離すことで温風の温度が程よく下がり、髪を傷めにくくなると考えられます。

3.根元や内側からしっかりと乾かす

髪を乾かす時は根元から乾かすようにしましょう。乾きやすい毛先から先に乾かすと、必要以上に温風が当たりダメージの原因となってしまいます。また、髪は内側から外側へ手ぐしで乾かしていきましょう。乾かし始めは下を向くと、根元や内側が乾かしやすくなりますよ。

4.集中的に当てず、キューティクルの流れに沿って乾かす

髪の表面温度が高くなると髪を構成するタンパク質が変性して傷みやすくなるので、温風を1ヵ所に集中的に当て続けるのは望ましくありません。3秒を目安に、それ以上同じところに当てないようにするとよいでしょう。また、風はキューティクルの流れに沿って当てることが望ましいです。流れに逆らうとキューティクルがめくれやすくなることがあります。キューティクルは根元から毛先に向かってウロコのように重なっているので、ドライヤーを動かす時も根元から毛先への方向で当てましょう!

5.仕上げは冷風に切り替えてツヤ髪に

全体の8~9割程乾いたら、冷風に切り替えましょう。髪は乾ききると急激に温度が上がるので、乾燥が進みタンパク質の変性が起こりやすくなります。そのため乾ききる前に冷風に切り替えることがポイントです。最後に冷風を使用することで髪がツヤっとした仕上がりになりますよ。

いかがでしたか? ドライヤーは毎日使用するものなので、正しい使い方を心掛けることが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(薬剤師/抗糖化美容研究家 花田真理)

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