人には誰しも自然と身についている「習慣」があります。特に、朝起きてからの習慣は自然と何年も続けている場合が多いでしょう。しかし、それがNG習慣だった場合、老化を加速させることになりかねません。
今回は、アンチエイジングアドバイザーの筆者が、今すぐに見直したい朝にやりがちなNG習慣を7つご紹介します。
(1)歯磨きやうがいをしないで飲食する
朝起きて、歯磨きやうがいをせずに飲食していませんか？ これはNG習慣です。歯磨きやうがいをせずに飲食すると、寝ている間に口腔内に溜まった雑菌などが体内に入り込み、病気や口臭を引き起こす可能性があるからです。
そのため、朝起きたらすぐに歯磨きかうがいをする習慣をつけましょう。
(2)朝食に柑橘類やキュウリ
朝食に野菜やフルーツを食べることは身体にいいことです。しかし、柑橘類やキュウリを食べることはNGです。なぜなら、「ソラレン」という紫外線の吸収を高める成分が含まれているからです。
紫外線の吸収が高まると、シミやシワなどの肌悩みを深くする可能性があるので、お出かけ前には控えることがベストです。
(3)朝食を抜く
「朝は時間がない」「お腹が空いていない」などの理由で、朝食を食べない人は多いかもしれません。しかし、これもNG習慣です。
空腹の時間が長くなると、昼食を食べた時に急激な血糖値の上昇を招くことにつながり、老化や体重増加などの恐れがあります。そのため、朝食は毎日摂るようにしましょう。
(4)目覚めのコーヒー
起きてすぐにコーヒーを飲むと、カフェインの覚醒効果によってスイッチを入れることができるという人もいらっしゃるでしょう。しかし、これもNG習慣です。
食事を摂らずにカフェインを摂取すると、その直後に一時的に血糖値が上昇することがあるからです。
そのため、老化だけではなく生活習慣病や体重の増加を防ぐためにも、コーヒーや紅茶などのカフェイン入り飲料の摂取は食事の後にしましょう。
(5)朝起きてすぐにスキンケアをしない
朝は何かと慌ただしいものですね。外出までに時間がなかったり家族の世話があると、自分のことはついつい後回しになりがちです。
室内でも紫外線は常に降り注いでいます。朝起きてスキンケアをせずに朝日を浴びていると、紫外線の影響を受けることになります。
朝起きてうがいか歯磨きをしたら、真っ先に顔を洗ってスキンケアをし、日焼け止めをしっかりと塗りましょう。
(6)朝のオイル美容
朝、オイルを使ってスキンケアをするとメイクのノリがよくなったり、日中の乾燥を防ぐことができます。しかし、純度の低いオイルや保管方法が適切でなかったオイルなどを塗って外出すると、油焼けすることがあります。オイルの種類によっても同様です。
また、朝にオイルを使ってスキンケアをすると、化粧崩れしやすくなることもあります。そのため、できればオイル美容は夜に行うことをおすすめします。
(7)朝シャン
朝シャンそのものがNG習慣なわけではありませんが、夜シャンプーしたにも関わらず、朝もシャンプーすることはNGです。
頻繁にシャンプーをすることで地肌に必要なうるおいまで奪い、抜け毛などを招く恐れがあるからです。そのため、シャンプーは1日1回までにするのがベターです。
いかがでしたか？ あてはまるNG習慣があれば、今すぐに見直しましょう。
（アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。）
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【参考】
※歯磨き・うがい・ケア – ほんだ歯科
※日焼けと食べ物の関係って？朝に絶対食べてはいけないのは○○だった！ – ドクターシーラボ
※コーヒーと健康（PDF） – ネスレ
※オイルの種類で違う！？ 【油焼け＆酸化しにくいオイル】 – サンナチュラルズ
※朝シャンは女性の抜け毛を増やす？ – アンファー
