100均の収納グッズは、安くて種類もたくさん!キッチンやリビングなど、家中の収納が揃っているので、見るだけでワクワクしますよね。気づいたら、カゴいっぱいに商品を入れてしまう…なんてことも、きっと“100均あるある”なのでは?でも100均の収納グッズは、意外と使いづらいケースも少なくないんです。そこで今回は、整理収納アドバイザーの私が、100均で購入したけれど「手放した収納グッズ」を3つご紹介します。
ナチュラルな見た目の布製の収納ボックスは、一見おしゃれでかわいいですよね。カフェのような空間に憧れていた私は、布の収納を揃えた時期がありました。
使い始めはすっきり収納できて満足!だったのですが…、しだいにどんどん形が崩れてヘタヘタに。子どもたちが使うとボックスがつぶされて、きれいなボックスがただのクシャクシャな布袋と化してしまいました(涙)。
また、ホコリが付きやすくて掃除もしづらいので、衛生的に保つのはちょっと手間。今は、新たに布製のボックスを買うことはせず、きちんと自立する収納に買い替えました。
扇型(三角形)のワイヤーラックは、お風呂場の隅っこなどのデッドスペースを活用できる収納グッズです。シャンプーボトル・歯ブラシ・石けんなどを置くのに重宝するのですが、私の経験上だと…サビます!!!
しかもこれが致命的で、お風呂場の床までもらいサビで汚れるんです(経験あり)。ステンレス製であっても、湿度の高い環境だとサビる可能性大!
こまめに掃除できればいいのですが、つど水滴を拭き取るのが難しいズボラな私には合いませんでした。
賃貸物件や貼り跡を残したくない場所へ収納を増やしたいときは、“はがせる”タイプのフックが便利です。私もこれまで何度か購入し、実際に試してきました。
しかし、ホンネを言うと「買って損した」収納グッズのひとつです。はがせる安心感がある一方で、粘着力は弱め。フックを取り付けたばかりなのに、“ガタン”とフックごと物が落ちる…ということが何度もありました。
耐荷重が少なくても、壁の素材によっては粘着力が落ちます。しっかり取り付けたい私は、画鋲タイプのフックを愛用中です。
一度にまとめて買うと、失敗したときの経済的なダメージ大!まずは1個試してから、問題なければ買い足すようにすると、万が一失敗しても小さな痛手で済みますよ。
文/三木ちな