新年度がはじまり、家もスッキリ片付けて整えておきたい今日この頃。片付けには市販の収納グッズが役に立ちますが、じつは、あえて使わないほうがいいものもあるんです。今回は、面倒くさがりの整理収納アドバイザーの私が「使うのをやめた収納グッズ」をご紹介します。
もともと仕切りがついているケースは、ものをキレイに仕分けたいときに便利です。
しかし、仕切りを固定しているタイプだと使いこなすのが地味に大変。しまいたいもののサイズが合わず、「これダメじゃん…」と何度後悔したことか。
仕切りの中にホコリが溜まれば、お手入れの手間もかかります。仕切りが固定されていると使い道も限られてしまう。
仕切りの中にホコリが溜まれば、お手入れの手間もかかります。仕切りが固定されていると使い道も限られてしまう。そこで私は、仕切りつきの収納ケースは、仕切りが取り外せるタイプを選びます。
自由に枠を調整できるものを使うようにしてからは、しまうものの大きさで悩むことが減りました。
収納は置き場所をとらないことも大事。もともとは傘立てを置いていたのですが、スタンド自体が邪魔になり、今は置いていません。
壁にニトリのアイアンバーを取り付けて“吊るす”収納に変えたところ、傘立てを使っていた頃よりも省スペースでスッキリ収まりました。
傘の長さや大きさ問わずしまえる点も気に入っています。
整理収納アドバイザーでありながら、特技は節約・趣味は貯金の私。収納グッズにだって、いくらでもお金はかけられません!(笑)
長持ちという観点では、ペーパーボックスも買わないもののひとつ。しっかりしたつくりでも、素材は紙。湿気で劣化したり、虫が寄ってきたりと気になる欠点はいくつかあります。
重たいものを入れると壊れやすいので、収納するものも限られる…。見た目はオシャレだけど、使い勝手や耐久性を考えたらプラスチックの方がいいなと思います。
収納グッズは、“買う”が正解とは限りません。スペースや使い勝手、耐久性を考えると、買わずにほかのもので代用する方がしっくりくることもあります。購入する前に代わりに何か使えないか探してみることも大事です。
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文/三木ちな 整理収納アドバイザー、節約生活スペシャリスト