こんにちは、家事コツ研究員のTです。暦のうえではすっかり秋だというのに、まだまだ暑い日もちらほら。そんな時にはやっぱり冷たい飲み物が欲しくなりますよね。今回は、行楽&スポーツイベントシーズンにもお役立ちのドリンク用溶けにくい氷の作り方の裏ワザをご紹介します!
・割りばし…2膳(Lサイズの袋なら3膳)
・輪ゴム…6本
・ジッパー付き保存袋(冷凍可能のもの。MかL)…1枚
1)水道水を一度沸騰させて、冷ましておきます。
2)ジッパー付きビニール袋に水を入れ、空気を抜きながらジッパーを閉じます。
空気を抜くコツは、写真のようにシンクの角にビニール袋を添わせるように空気を抜きながら、ジップを閉じるとうまく抜けます。このとき、なるべく水はパンパンにいれないほうがあとの処理がしやすいです。
3)割りばしで挟んで仕切ります。割りばしの両端を輪ゴムで留めてしっかりと仕切るようにします。
今回は、Mサイズの袋で作ったので、割りばしは2膳で済みました。
4)手ぬぐいやタオルでジップ袋を包んだ状態で、冷凍庫に入れます。
手ぬぐいやタオルをかけるのは、ゆっくりと凍らせるため。ゆっくり凍らせたほうがきれいな氷ができますよ。
5)凍ったら、割りばしを外して、氷を割ってできあがり!
水筒にシンデレラフィットする氷の完成です!
とはいえ、市販の透明な氷よりは解けやすく、見劣りがしますよね…。さらにもっときれいで溶けない氷を作る方法は?と探してみたら、見つけました。
・牛乳などの紙パック(500MLのもの)
・ダブルクリップなど、紙パックを閉じられる物
・輪ゴム
1)よく洗って乾かしておいた紙パックに、沸騰して冷ました水を静かに注ぐ。パックのギリギリまで入れてOK。
2)ダブルクリップでパックの口を閉じ、パックを手ぬぐいやタオルで覆って輪ゴムで留め、そのまま冷凍庫へ!
ここで、ほぼ凍りかけの時、一度パックを取り出して、凍ってない水を捨て、再び冷凍庫へ!
3)全部が凍ったら、パックを破って氷を取り出します。アイスピックや包丁の背などで、砕けば、市販の氷顔負けの溶けにくい透明氷の完成です!
水は水道水でいいのですが、一度沸騰させて冷ました物を使うのがコツ。水道水には空気が含まれているので、気泡が入り、きれいな氷ができません。そこで、沸騰させて空気を抜くわけです。
また、タオルで覆ってゆっくり凍らせ、途中で固まってない水を捨てるのには、水の中の不純物のほうが、凍りにくいから。こうすることでより純度の高い氷ができるのです。
これからの秋の行楽&スポーツイベントシーズンに役立つこと間違いなしです!みなさんもぜひ試してみてくださいね。
撮影・文/龍タラ