こんにちは!家事コツ研究員のOです。体にもいいヨーグルト、常備しているご家庭も多いですよね。でも、そのままジャムやフルーツなど、甘いものと一緒に食べているだけだと飽きてきませんか?そこで今回は、甘くないヨーグルトの食べ方“塩ヨーグルト”を試してみました!
日本人にとってはヨーグルトと塩の組み合わせは意外に思えますが、ヨーグルトが昔からよく食べられているトルコでは“塩ヨーグルト”はポピュラーなようです。
ヨーグルトの主成分である乳酸菌が塩のナトリウムによって活発化し、整腸作用が強化されるんだとか。これにより便秘が解消されたり、肌がキレイになる効果もあるそうで、これはとっても嬉しいですよね。
【材料】
・プレーンヨーグルト…200g
・きゅうり…1/2本
・にんじん…3cm
・大根…3cm
・塩…ヨーグルトの3%(6g)
・保存袋…1枚
“塩ヨーグルト”を使った野菜の漬物を作ってみます。塩の量は、ヨーグルト重量の3%くらいにするといい塩梅に漬かるみたいですよ!
ちなみに、今回は極力洗い物を少なくするために保存袋を使って調理していきます。
【作り方】
1、ヨーグルトに塩を混ぜる
保存袋にヨーグルトを入れ、そこに塩を加えて、揉み込みながらしっかりと混ぜ合わせます。
人生で一度もヨーグルトに塩を混ぜたことがないので、どんな味になるのか楽しみです。
2、野菜を切る
漬けていくための野菜を切っていきます。まずにんじんや大根は皮をむきます。そして、切る前にどの野菜も塩(分量外)をざっと揉み込んでおきます。
きゅうりや大根は水分が出やすいので、今回は皮付きのままにしました。
にんじんは、厚さ2mmほどの薄さに切ります。
3、野菜を塩ヨーグルトに漬け、冷蔵庫で寝かせる
1の塩ヨーグルトが入った保存袋に、2の野菜を漬けていきます。
野菜全体を塩ヨーグルトに漬けたら、袋の中の空気をしっかり抜きます。こんな感じで、野菜がしっかり漬かっている状態になるようにしましょう。
そして、冷蔵庫に入れて寝かせます。浅漬けであれば一晩、しっかり漬け込みたいなら三晩ほど置きます。
4、カットすれば完成
今回は初めてということもあり、一晩だけ漬けた浅漬けにしてみました。ボウルの上にザルをセットし、そこに保存袋の中身をすべて出します。ヨーグルトまみれの野菜たちが出てきました!
あとは、お好みのサイズに切り、お皿に盛り付ければ完成です。野菜についているヨーグルトは、そのままついた状態でも、簡単に洗い流して水分をキッチンペーパーでふき取ってもいいです。
塩ヨーグルトに一晩漬けた野菜漬けが出来上がりました(今回は表面についた塩ヨーグルトは洗い流しました)。早速食べてみると、この3種類の中ではきゅうりが1番漬かっていて、ほのかな塩気がおいしい!
少し牛乳っぽい香りがしますが、漬物としての違和感は全くありません。少し柔らかくなったきゅうりに対し、大根とにんじんはポリポリとした歯ごたえがたまりません。
ちなみに、今回はこの3種類の野菜を漬けましたが、漬ける野菜はなんでもよく、他にセロリやオクラなんかもおすすめだそうです。
ちなみに、野菜を漬けた後の残った塩ヨーグルトは他の料理に再利用も可能。水切りしてからポテトサラダやカボチャサラダに混ぜ込んでもいいし、トマト煮やカレーに入れてもいいですね。
塩ヨーグルトは特別な材料や道具は必要なく、手軽にでき、アレンジもしやすいので、長く続けるにはぴったりですね。
文・取材/JUNKO ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。