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凍ったまま調理はNG!?冷凍シーフードミックスが「めちゃうま♡」になる解凍方法

  • 2024年1月19日
  • 暮らしニスタ

炒め物やパスタなど、便利に使える冷凍シーフードミックス。「冷凍のまま鍋に入れている」という方はもったいない!

実は、シーフードミックスの「縮む・臭みが気になる・食感が悪い」という3大不満は、解凍方法を工夫するだけで解決できるんです。

シーフードミックスは解凍して使うのが鉄則!

冷凍シーフードミックスは鮮度や品質を保持するため、グレーズと呼ばれる氷で覆われています。一つひとつ、がっちりと氷で保護されていますよね。

内容量表示には1袋170gと記載されていましたが、計量すると226gもありました。これだけ氷がついている、ということ。

凍ったまま調理すると、水っぽくなる上に臭みが気になることもあるため、解凍してから使うのが正解です。

おいしく解凍するには?塩水・熱湯・電子レンジでどれだけ違う?

今回は、塩水解凍のほか、電子レンジの解凍機能を使った場合、熱湯をかけた場合とで比べてみました。

【塩水解凍の方法】

海水と同じ濃度の塩水(3%)につけて、常温で30~60分程度おくだけ。軽くつまんでみて、硬さが残っていなければOKです。

気温が低く解凍に時間がかかる場合は、ぬるま湯で塩水を作るのがおすすめ。冬でも30分程度で解凍できますよ。

臭みを防ぐため、キッチンペーパーなどで水気をとってから調理に使います。

ではあらめて、塩水解凍、電子レンジの解凍機能、熱湯をかける、それぞれの方法で解凍したものを比べてみると…?

塩水・熱湯・電子レンジ、食べてみたら結構違う!

上記は解凍後の写真。見た目には大きな違いはありませんでしたが、調理後はどうでしょう?

味の違いがわかるよう、シンプルにガーリック炒めを作ってみました。

【電子レンジ解凍の場合】

電子レンジの解凍機能は一番ラクな方法ですが、加熱ムラができるのが短所です。凍ったまま、半解凍、火が通った部分が混在し、均一に解凍できません。

食べてみて気になったのが、弾力のなさ。レンジにかけすぎたのかブヨブヨとした仕上がりになり、食感の悪さが気になる結果になりました。

【熱湯解凍の場合】

熱湯をかけて解凍すると、一気に熱が加わった影響で縮みが起きてしまいました。解凍後は一回り小さくなり、加熱調理をするとさらに縮んで残念な仕上がりに……。

小ぶりなシーフードミックスは2分程度と短時間で解凍できますが、表面は完全に火が通った状態。旨味が逃げて、薄味な一皿になってしまいました。

【塩水解凍の場合】

塩水解凍は縮みがなく、ふっくらとした仕上がりです。弾力もしっかりとあり、食感はプリップリ。特にエビははっきりと差が出て、同じ商品でこんなに違うのか!と驚くほど。

同じ味付けなのに、味もワンランクアップ。シーフードの旨味が感じられ、一番おいしく作れました。

ちなみに、他の具材を入れて加熱調理する場合は、シーフードミックスは最後に加えること。これでおいしさがぐんとアップしますよ。

写真・文/小町ねず ※暮らしニスタの過去の人気記事を再編集して配信しています。

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