運動するのが正直面倒くさい、時間がない、ジムに通っても続かない、でもやせたい…。
そんなわがままなみなさんのために、ふだんの歩きを全身運動に変える方法をウォーキングトレーナーの長坂靖子先生に教えてもらいました。
日常生活の中にある「ウォーキング」を最強のダイエットに変えるメソッドの中から足首を引き締めるウォーキングをご紹介します。
1 背すじを伸ばして立つ
足の親指をそろえて立つ。背すじを伸ばし、耳、肩、骨盤の一番高いところ、くるぶしが一直線上になるよう姿勢を整え、内もも、おなか、おしりに力を入れる。
2 姿勢を維持してつま先立ち
内側重心を維持したまま、足指で地面を踏みしめてつま先立ちに。
3 1本の線の上を進む
つま先立ちのまま、ひざを曲げず、脚のつけ根から進む意識で前進。内ももの力を強めるため、1本の線の上を歩くように進む。
4 つま先立ちのまま前進
おなかの力で上半身をまっすぐキープしつつ、おしりに力が入るくらい、かかとを上げて前進。
つま先立ちでふくらはぎを刺激し続ける
ふくらはぎの筋肉を刺激すると、血液を押し出す力が高まる。足首にたまった老廃物が血液と一緒に押し流されていき、足首のまわりもすっきりとする。
ウォーキングトレーナー
長坂靖子（ながさか・やすこ）
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事。1985年ミス日本受賞。90年準ミスワールド日本代表のタイトルを獲得。ウォーキングインストラクター資格を取得し、ウォーキング講座を全国で展開する他、企業講演、雑誌、テレビ出演などで幅広く活躍。
