こんにちは。家事コツ主任研究員のMです。衣類をたたむことに苦手意識をもち続けてウン十年!?トップスは(ボトムスも)なるべくたたまずに、ハンガーにかけておきたい派。しかーし、生地に伸縮性のあるTシャツやセーターって、ハンガー収納だと、生地自体の重みで伸びてしまうのが気になる~。だから、泣き泣きたたみます。
なんで、トップスをたたむのが、それほどまでに嫌いなの?と、自問してみたところ、2つほど理由が見つかりました。
1 サイズが大きいので、たたむのに場所をとる。
2 形をくずさないようにたたむと時間がかかりすぎる。
これら“嫌いの素”がなくなれば、積年の悩みも解消!なんとしても、トップスたたみの「家事コツ」を体得せねばなりません。
それでは、そでの処理がいらないフレンチスリーブのTシャツからいきましょう。
1 前側を表にして広げ、しわを伸ばす。
たたむ前に、しっかりしわを伸ばしておくこと。このひと手間が、たたみ上がりの美しさにつながりますし、次回気持ちよく着られます。
2 身頃の幅を3等分し、左右の端を内側に折り、重ねる。
点線のところ(だいたい首ぐりのあたり)で、身頃の左右両側をパタパタと内側に折ります。ここできれいな長方形に整えておくのがポイント。
3 着丈の1/2を終点に、上下の端を内側に折る。
点線のところに向かって、身頃の上下の端を折ります。このとき、折った両端を重ねず、点線部分の上下に余裕をもたせておくこと。
4 上下を内側に二つ折りにする。
3で余裕をもたせておいたラインで、矢印のように上から下に内側に折る。この余裕の部分に生地の厚みがほどよく収まります。
たたみ上がり。
たたみ上がりは、少し横長の四角形。ひらひらはだけがちな首ぐりと裾は内側に隠れてしまうので、たたみ上がりの形が崩れにくいです。写真の状態の上下をキープしてタンスの引き出しに収めます。
次に、長そでのセーターをたたんでみましょう。これ、そでの扱いに手間どるんですよね。
1 前側を表にして広げ、しわを伸ばす。
たたむ前に、しっかりしわを伸ばしておくこと。これが、たたみ上がりの美しさに直結。そで部分もここでしわを伸ばしておくと、次回気持ちよく着られます。
2 身頃の幅を3等分し、片方の端を内側に折り、そでは外側へ折り返す。
点線のところ(だいたい首ぐりのあたり)で、身頃の片側をパタンと内側に折ります。そでは外側に折り返します。もう片側も同様に身頃とそでを折ります。ここできれいな長方形に整えておくのがポイント。
3 着丈の1/2を終点に、上下の端を内側に折る。
点線のところに向かって、身頃の上下の端を折ります。このとき、折った両端を重ねず、点線部分の上下に余裕をもたせておくこと。
4 上下を内側に二つ折りにする。
3で余裕をもたせておいたラインで、矢印のように上から下に内側に折る。この余裕の部分に生地の厚みがほどよく収まります。
たたみ上がり。
たたみ上がりは、少し横長の四角形。はだけがちな首ぐりと裾、そでは内側に隠れてしまうので、たたみ上がりの形が崩れにくいです。写真の状態の上下をキープしてタンスの引き出しに収めます。
今回、試してみたトップスのたたみ方は、たたんでいる最中に、できるだけトップスを動かさない方法。最初にトップスを広げたら、中心部分は最後まで動きません。
これが思いのほか、Mにはしっくりきました。
せっかちが災いしてか、途中でひっくり返すたたみ方のときは、いつも形が崩れてしまい、崩さないようにと慎重に作業をすると、時間がかかりすぎて、数枚でくじけそうになる始末だったんです。
せっかち&ズボラ―の皆さん、ひっくり返さないたたみ方をぜひ試してみてください!
撮影・文/暮らしニスタ編集部 ※暮らしニスタの記事を再編集して配信しています。