累計17万部突破!!!予防医療・栄養コンサルタントの細川モモさん監修の『成功する子は食べ物が9割』シリーズ最新刊『成功する子は食べ物が9割 脳と体がすくすく育つ離乳食』から、人生の土台となる「最初の1000日」に大切にしたい栄養についてご紹介します。
最近は赤ちゃんにも、ママにも、貧血にならない&鉄分をとることの重要性が知られるようになってきました。世界各国では、小麦粉(アメリカ、イギリス、カナダ、トルコ、中南米など)、とうもろこし粉(メキシコ)など、主食に国策として鉄が添加されています。
日本ではそういった施策がなく、鉄を意識して摂取することは大事!鉄を含む食材を日々の調理に使うのはもちろん、手軽に鉄強化できる食品もあります。
育児用ミルクを離乳食に使うと、赤ちゃん好みの「ミルク味」にアレンジしながら、鉄を補うことができます。母乳育児でも、少量を使いきれるキューブタイプやスティックタイプ、小缶を使ってみてはいかが。
フォローアップミルクは、生後9ヶ月から1才以降(商品によって異なる)の栄養強化に適しています。汁物に溶いてミルク味のスープにしたり、牛乳のかわりに使ってフレンチトーストを作ったり、幼児期以降も鉄強化に役立ちます。
レバーは鉄を断トツに多く含みますが、調理が大変なので敬遠しがち。離乳食には粉末状に加工してある商品が、おかゆにまぜたり、バナナとあえたり、ハンバーグにまぜ込んだりでき、保存もきくので便利です。
ただしビタミンAのとりすぎには注意が必要です。商品のパッケージに記載されている量を食べさせましょう。
オートミールの原料であるオーツ麦は、鉄や食物繊維が豊富。7ヶ月ごろから主食として食べられますが、消化があまりよくないので、おかゆやスープに少量を入れて煮ることから試しましょう。貧血ぎみのママにもおすすめの食材です。
まとめ/暮らしニスタ編集部