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旅館の布団はたたまないで!親切な人たちに伝えたい「実はお気遣い不要」なこと

  • 2024年1月4日
  • 暮らしニスタ

飲食店や旅館などを利用したときに、従業員さんたちが少しでもラクできるようにとやってしまう"お気遣い"。例えば、旅館の布団をたたんでから帰るといった経験。実は、その行動がかえってありがた迷惑になっているかも!?今回は、そんな日常に転がっている「実はお気遣い不要」なことをまとめてみました。

「旅館の布団をたたんで帰る」こと

旅館を利用してチェックアウトする際に、「スタッフさんが片付けやすいように」「敷きっぱなしだとお行儀が悪いから」といった理由で布団をたたんで帰る方も多いのではないでしょうか。実はこの行動はNGなんです。

お客さんが帰った後、スタッフさんは布団に忘れ物がないかのチェックをしたり、シーツ交換をします。そのため、布団がたたんだ状態になっていると一つ一つ広げ直さなければならず、かえってスタッフさんの手間を増やすことになります。

上記の話題は、りく社長さん(@dream5to5)がXで投稿したことで大きな話題を呼んだもの。「知らなかった」「たたんで帰るのがマナーだと思っていた」と驚く声も寄せられており、多くの方が誤解していたことが分かります。旅館では「布団はたたまない」のがマナーと覚えておきましょう。

「美容室のシャンプー中に首に力を入れる」こと

次にご紹介するのは、美容室のシャンプー中にやりがちなお気遣い。頭の後ろを洗ったり流してもらう時、「重いだろうな」と思って首に力を入れて頭を持ち上げたりしていませんか?この行為も、実はNGなんです。

というのも、美容師さんはシャワーの水が飛び散らないようにシャワーヘッドを頭に密着するように角度を調整しながら使っています。お客さんが首に力を入れてしまうとシャワーヘッドと頭に隙間ができ、シャワーの水が飛び散ったりお客さんの首から背中へと伝っていったりするトラブルが起きることも。

首を持ち上げる動作なども含めて、シャンプー中は全て美容師さんにお任せするのが安心です。

「買わない商品の試食を遠慮する」こと

スーパーやショッピングモールでよく見る試食販売。「買う気がない商品の試食をするのは申し訳ないかな」という理由で遠慮している方も多いのではないでしょうか。実はお店側としては、買わないつもりでもどんどん試食は食べて欲しいとのこと!

この発言をXで投稿したなったんさん (@natsux2016)曰く、試食販売は食べた人数(使った食材量)が試食販売員の成績になるそう。また、食べた人のコメントや客層をレポートにして本部に提出するため、買わなくても試食して感想を言ってもらうことが重要とのこと。

これまで試食を遠慮していた方は、「むしろ食べた方が喜ばれる」と思って、試食して感想を伝えましょう。

ですが、食べ物にはアレルギー問題もついてきます。大人であれば自分のアレルギーをしっかり把握できていますが、小さなお子様が自分で管理するのは難しいですよね。試食販売に小さなお子様が一人で行ってアレルギー食材を口にすることがないよう、親御さんは注意してあげてくださいね。

「レストランの食べ終わった食器を重ねる」こと

レストランで食事をした後、店員さんが片付けやすいように食器を重ねて帰る方もよく見かけます。しかし、この行為も実は迷惑になることが。

食器を重ねると傷がついてしまったり、油汚れが色んな皿に広がってしまったりするので、逆に店員さんの手間を増やしてしまうことがあるそうです。

「ワイングラスを持ち上げる」こと

レストランなどでワインを注文すると店員さんがグラスに注いでくれますよね。その際に「注ぎやすいように」とグラスを持ち上げていませんか?これも、かえって迷惑になるそう行動のひとつ。

ワインは基本的に机に置いた状態のグラスに注ぐ入れ方になっていて、容量もそこで調整しているそう。持ち上げると注ぎにくくなるので、ワイングラスは机に置いたままで店員さんにお任せするようにするのがいいみたいです。

「トイレットペーパーを三角折りにする」こと

外出先でトイレを利用した際、トイレットペーパーの先を三角に折ってあるのを見かけたことはありませんか?「次の人が掴みやすいように」「見た目が良いので」といった理由からの行動のようですが、実はこの行動は絶対NG!

このネタは度々SNSでも話題に上がるテーマですが、三角折りは清掃員さんが掃除を終えた合図として使うものなので、利用者がしてはいけないそうです。また、トイレットペーパーに複数人が触れることで感染症リスクも上がってしまうという危険もあるので、絶対にやらないようにしましょう。

今回は、つい良かれと思ってやりがちな「ありがた迷惑」な行動についてご紹介しました。親切心のつもりが実は店員さんの手間を増やしてしまったり、場合によってはトラブルを招くことも…。1つでも思い当たることがあった方は、ぜひ次からは意識して行動するようにしたいですね。

まとめ/あるぱか

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