「電気・ガス価格激変緩和対策」として使用料金の支援が続きますが、ほっと安心とは言えません(ちなみに「電気・ガス価格激変緩和対策」の値引きは2024年4月まで。5月以降は激変緩和の幅が縮小されます)。そこで今回は、秋冬向けの「電気代節約術」をご紹介!できる対策をして、電気代増を少しでも食い止めましょう。
「寒い」と思ったら、とりあえず暖房をつけるのはちょっと待った!エアコンをつけたら最後、その快適さから抜け出せなくなるのは確実です。肌寒いくらいなら、上着1枚で解決できることも。
上着やベストを重ね着するだけで、暖房なし過ごせる日もありますよ。
いつも飲んでいるお茶は温かいものに。ホットドリンクを飲むと、身体の内側からぽかぽかして肌寒さが吹き飛びます。
朝に温かいスープやコーヒーを飲むのもいいですね。
こたつはエアコンよりも消費電力が少ないので、暖房費の節約にはもっていこい!足元をこたつで温めると、暖房をつけなくても快適です。
こたつがない人は、くるまって暖をとれる「着る毛布」を使うのもいいですね。
暖房をつけた後も、ひとくふう。せっかくの暖かさが逃げてしまわないよう、カーテンを閉めて断熱します。
ドアを開けたら即閉めることも忘れずに!廊下からの冷えた空気もシャットアウトしましょう。
暖房は加湿とセットで使うと、乾燥を防げるうえに節電にもつながります。湿度が上がると体感温度も上がるため、部屋が暖かく感じられます。
加湿器を使うと効率的ですが、ない場合は、洗濯物や濡らしたタオルを室内干しするなど、家にあるもので対策しましょう。
家電の「設定温度」、ムダに高くなっていませんか?今のうちに、設定温度も見直しておくと節電につながりますよ。
・給湯器
・トイレの温水便座
・エアコン
・こたつ
・冷蔵庫
給湯器・温水便座・エアコン・こたつの設定温度は、できる範囲で「下げる」ことで消費電力を減らせます。冷蔵庫は、設定温度を「上げる」と節電につながりますよ。まずは、設定温度を1段階変えて試してみましょう。
家電の「保温機能」は、長時間の使用を避けることで節電になります。
・炊飯器
・お風呂
炊いたごはんは容器に移して、冷蔵庫へ。入浴時間を家族で合わせるなど、保温時間を減らすくふうをしてみてください。お風呂にはふたを。お湯が冷めにくさが全然違います。
秋冬は、家族でリビング時間を増やすのもおすすめです。ひとつの部屋で暖まれば、暖房代も1部屋分で済みます。
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冬休みがやってくる前に、節電できることはないか考えてみてくださいね。
文/三木ちな