読めそうで読めない、でも読めるとうれしい難読漢字、今回のお題は「口遊む」。「くちあそむ」でも「くちゆうむ」でもありませんよ。
「口」に「遊」に「む」。
この言葉、「口」はそのまま「くち」と読みます。問題は「遊」を何と読むかです。
「遊園地」の「ユウ」は音読み、「遊ぶ(あそぶ)」は訓読みですが、その他にも常用漢字表に載っていない読み方が存在します。
そんな読み方知らないよ……心がすさんでいる時は、歌でも歌って気晴らししたいものです。
さあ、前の文章にヒントが隠れていますよ!
「遊む」は「すさむ」と読むことがあり、『気の向くままに行動する』という意味を持っています。
『詩や歌などを思いつくままに口にしたり歌ったりする。』という意味の「口遊む」。字の通り、「気の向くままに歌を口にすることを楽しんでいる様子」が思い浮かびますね。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)