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減らすつもりが逆に増えた。〈食費の節約〉NGパターンとは

  • 2023年8月4日
  • 暮らしニスタ

どんな節約も、やればやるほど効果てきめん!と思いきや…、かえって食費が増えてしまった節約も。良かれと思って試したみたものの、結果的に逆効果だったことがありました。今回は、月食費2万円台でやりくりするわたしが、「やめた節約」を3つ紹介します。

つくりおきをやめた

数年前に試したのが、おかずの「つくりおき」。あらかじめおかずを大量に用意しておくことで、家事時間や食費の節約につながると考えていました。でも実際にやってみると、めちゃくちゃ手間がかかるんです!

毎週土曜日の午前中は、朝早起きしておかずを大量につくるのがルーティン。たしかに平日をちょっとラクになるけれど、貴重なお休みを削ってまでこなすことに、次第に疲れていきました。

また、せっかくつくったおかずも、子どもたちの気分によって食べてもらえないことも…。そんなこんなの繰り返しで、つくりおきが残り、結局ロスすることが増えてしまったんです。

結果的に時間と食材費が余計にかかってしまったので、「わが家には合っていない」と断念。今はつくりおきはせずに、30分以内でつくれるおかずを用意する“時短スタイル”に乗り換えました。

食材の冒険をやめた

新発売の調味料やあまり見かけない食材を見ると、興味を惹かれてつい手に取ってしまうのですが…。これ、節約になりません。

初めて試す商品って、どうしてもアタリとハズレに分かれるんですよね。口に合えば良いけれど、家族から不満が勃発すれば、それは“買って失敗”です。

1回目は家族から好評でも、次また出すと「やっぱいつものがいい」となぜか定番に戻ることがほとんど。その後結局、全部使い切れないということが度々ありました。

このように、食材選びを冒険するのは楽しいけれど、ムダにしてしまうリスクも紙一重。月食費2万円のやりくりだと、少額の失敗が積み重なると予算オーバーにつながります。

「どうしても試してみたい!」そんな時は、1回の買い物で1つにとどめる、使い切りできる素を使うなどをおすすめします。

行くスーパーを気分で変えるのをやめた

気分屋で飽きっぽいわたしは、できることならいろいろなスーパーを使い分けたいのが本音です。

スーパーに違う商品を眺めるのは楽しいですし、ただの買い出しでもちょっとテンションがあがるので。日ごとに変わる特売品もスーパーによって違うので、底値で買うなら使い分けた方が節約になりそうです。

でも、節約のことを考えると、気分でスーパーを使い分けるのはあまり得策ではありません。通いなれていないお店だと、どれもこれも魅力的に見えてしまい、余計なものを買いすぎてしまうんです。

店内陳列がわからず買い物に時間がかかるので、余計なコーナーもまわり、結果カゴは商品でいっぱいに…。なのでわたしは、行きつけのスーパーで買い物をするのが基本です。

行ってみたいスーパーがあるときは、「月1回」だけ浮気を認めています(笑)。あと、いつもと違うスーパーへ行くと、珍しい商品が多くて買いたいものが増えてしまうので、あらかじめ使える予算を決めています。

文/三木ちな

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