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「大根」は生のまま冷凍保存を!味しみしみの煮物が時短でできちゃうメリットも

  • 2022年11月6日
  • 暮らしニスタ

こんにちは!家事コツ研究員のOです。

スーパーに行くとたまに大根1本が特売だったりします。でも1本まるまる使える自信がない…という人に朗報です!

実は大根は冷凍保存でき、まるまる一本でも最後までおいしく食べることができるという情報をゲット。

そこで、さっそく大根の冷凍保存に挑戦してみました。今回は、よく使う輪切り、すりおろしの両方をご紹介します。

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1 輪切り冷凍

おでんや煮物に大根を使う時は、輪切りにすることも多いですよね。そこで、まずは輪切りの冷凍法です。

まず大根を厚さ2㎝ほどの輪切りにします。

次に皮をむき、面取りをします。

こんな感じで面取りしておくと煮崩れ防止になるので、少し手間がかかってもやっておくことをオススメします!

次にキッチンペーパーで水分を拭き取ります。

あとは、保存用袋に入れ、中の空気を抜いて封をしたら

冷凍庫で保存するだけ!なんにも難しい作業はありませんね^^

冷凍保存した輪切りの大根はこんな感じ

一晩冷凍した大根を袋から1つ取り出してみたのですが、カッチカチに凍っていますね。一見すると雪見だいふくのようです(笑)

左が生の大根、右が冷凍大根ですが、冷凍大根の方が全体的に白さが濃い感じがします。あと重さもずっしり。

大根の煮物で比べてみた

せっかくなので、通常と冷凍大根で煮物を作って味などを比較してみました。今回はわかりやすく、1つの鍋でそれぞれの大根を煮てみましたよ。

まず鍋に水100ml、酒30ml、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れ、火にかけ煮立たせます。

そこに、左:通常、右:冷凍大根を入れ20分ほど煮れば完成です。冷凍大根は解凍する必要はなく、凍ったまま鍋に入れてOKです☆

完成!左の通常も右の冷凍も、外見はそこまで変わらない感じでしょうか。

でも半分に切って断面を見てみると、左の通常に比べ、右の冷凍の方がうっすらではありますが全体的に中まで色がしみこんでいますね。

実際食べてみると違いがもっとわかりました。通常の方は表面には味がついていますが、中はまだ大根の味が強く、しかも煮物としては少し固めでした。

一方、冷凍の方は同じ煮込み時間だったにもかかわらず味が中までしっかりしみこみ、しかもホクホクでこれぞ大根の煮物!というおいしい一品になっていました。

冷凍するメリットって、便利で時短になるだけだと思っていましたが、むしろそのまま調理するよりおいしくなるものもあるとは!もっと早く知りたかったです。

2 すりおろし冷凍

続いて、すりおろし大根の冷凍保存法です。鍋の季節には欠かせませんね。

まず皮をむいた大根をすりおろし器でおろします。

すりおろした大根をざるにあげ、適度に水気をきります。手でしぼってしまうと水分がなくなりすぎてしまうので、ぜひざるを使ってください!

適度に水分が残ったすりおろし大根がこちらです。

あとは保存袋に入れ、空気を抜いて封をし、

冷凍室で保存すれば完了です。これだけを見るとすりおろし大根とは思えませんね^^;

すりおろし大根の冷凍はこんな感じ

冷凍したものがこちらですが、見た目は凍らす前とあまり変わりません。

そこで凍ったすりおろし大根を少しお皿に出してみると、和紙のような感じになっていました。

この冷凍すりおろし大根を使う場合は冷蔵庫で自然解凍し、

解凍後ざるで軽く水気をきればOK。

普通の大根おろしと比べてみた

左が通常の大根をすりおろしたもの、右が冷凍大根をすりおろしたものです。見た目は若干通常の方が水分が多く残っている感じがしますね。

実際食べてみても通常のものに比べ、冷凍の方が水分少なめ&少し繊維が残っている感じがしましたが、とはいえ通常のものと比べても遜色ないくらいおいしく食べられました。

いろいろな形状で冷凍しておくととっても便利

今回、大根が冷凍できること、さらにはいろいろな形状で冷凍することで、便利なだけではなく、味がしみこみやすいなどのメリットがあることがわかりました。これでもう迷わず1本買えますね(笑)

皆さんもぜひ冷凍大根でまるまる1本をおいしく味わってみてください!

取材・文/JUNKO

※暮らしニスタの過去の人気記事を再編集して配信しています。

【参考サイト】
ニチレイ 冷凍で食をゆたかに ほほえみごはん

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