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この夏話題の【ペットボトル除湿】はエアコンの代わりになる!?【試してみた】

  • 2022年8月8日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。

この夏は暑い! かつ、電気料金も上がり気味。「エアコンの設定はどうしよう」と迷うことってありませんか?

夜寝る時にはエアコンの「除湿」機能で暑さをしのいでいた我が家ですが、今夏話題になっている噂をキャッチ。その噂によると、なんと「冷凍したペットボトルで除湿ができる」のだとか!

本当にペットボトルで除湿ができるのでしょうか?エアコンの電気料金を抑えるほど効果はあるのでしょうか?

さっそく試してみました。ほかにも身近な物でできる除湿方法の検証結果をレポートします。

凍らせたペットボトルで除湿できる?!

噂によると、水を入れて冷凍したペットボトルで除湿ができる原理は、ペットボトル表面に結露が付くから。

この結露は周りの空気が冷えて空気中の水分が水滴になったものだから「除湿ができている」ということのよう。

これが本当ならうれしい! さっそく夜、寝室に冷凍ペットボトル計2.5リットル分を置いて検証してみました。

エアコンを消して約2時間…。粘りましたが、暑くてギブアップしてしまいました。

ただし翌朝、結露となってボウルの底に溜まった水を計量カップで測ると、80mlほども! この分、エアコンの除湿機能をペットボトルが手助けしてくれたはずです。

ペットボトルは本数分だけ結露ができ、多いほど除湿量はアップ。冷凍庫のキャパに合わせて、本数を増やすとよさそうですね!

もう1つの方法として、冷凍ペットボトルにサーキュレーターや扇風機の風を当てて、冷風を飛ばすというアイデアも検証。これは涼しいです!その分、エアコンの設定温度を上げてもよいかも。

風が届く範囲が狭くていい時には、かなり有効。さらに、結露は変わらず付いて除湿も同時にできるので、やる価値アリ。

節電し過ぎて熱中症になるよりは、「エアコンを付けましょう!」と言われているこの夏。

冷凍ペットボトルのみで部屋の除湿や冷却をするのは無理とわかりましたが、エアコンとの併用で使うならアリアリ!と思いました。

すき間に新聞紙を詰めて、湿気もホコリも取る!

ほかにも、新聞紙でも部屋の除湿ができると聞いたので、やってみましたよ。

新聞紙はくしゃくしゃに丸めて靴に突っ込んでおくと除湿ができることは有名ですよね。同様に、丸めて家具などのすき間に入れることで部屋の除湿に役立つのだとか。

写真の通り、見栄えは悪いです。なので、ゲストの目に付かない部屋のソファ下、洗濯機の横などに配置。

1、2日経ってさわると、若干しっとりした気がします。本格的な実験装置はないので、感覚値ではありますが…。

ただ、この方法にはよい点が!すき間に溜まったホコリや臭いも、新聞紙と一緒にごっそり取って捨てられるのです。

なんとなく除湿をしつつ、ホコリ&臭い取りのために、定期的に取替えると家事がちょっとラクになりそうですね♪

冷凍ペットボトルの力で、チリツモ節電効果をねらいましょう!

ペットボトルや新聞紙。どちらの除湿方法も、夏にエアコンをOFFにできるほどの効果は得られませんでした。

でも、捨てるはずのものを再利用して、エアコンの除湿機能をちょっと助けたり、家事をラクにしたりできるのはうれしい!

 「塵も積もれば」と考えて、この夏は続けてみようと思います。よかったらぜひ、お試しくださいね。

写真・文/北浦芙三子

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